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ニューストピックス(2015年8月10日)

楽しかった昆虫採集と標本づくり

7月24日(金) 百間川河川敷で昆虫採集

實村代表のあいさつ 夏休みにふさわしいこの企画は、富山の自然を楽しむ会と富山公民館共催によるもので、小学2年生5名と4年生6名の11名と保護者5名の参加者は、7月24日(金)9時30分に富山中学校体育館前に集合して、中川橋近くの百間川河川敷で昆虫採集をしました。

まず、富山の自然を楽しむ会の實村 貢代表の挨拶に続き、本日ご指導を頂く近藤隆夫先生(県自然保護推進委員)、スタッフ(6名)、富山中学校3年生ボランティア(1名)の紹介があり、採集場所の中川橋下に移動しました。

近藤先生からトンボの捕り方・・・、「飛んでいるトンボは網を下から上に、しっぽの方から網を動かす」や、「網の中に蜂など危険な生き物がいないかを確かめてから手を入れる」など注意を受けてから、めいめいに昆虫を追っかけました。

河川敷での昆虫採集「ん・・・、何が捕れたかな」

10時30分頃に小休憩しましたが、参加者それぞれが多くのトンボやバッタなどを採集していたので、昆虫の名前調べと特徴の見方などを近藤先生から教えて頂きました。

当日採集した昆虫
バッタ類ショウリョウバッタ・ヒナバッタ・トノサマバッタ・イモバッタ
トンボ類シオカラトンボ・コフキトンボ・ウチワトンボ・クロイトトンボ・ハグロトンボ・ウスバキトンボ
チョウ類モンシロチョウ・ヤマトシジミ・モンキチョウ
カミキリゴマダラカミキリ

昆虫の見分け方の説明 河川敷では自然と触れ合え、「ウスバキトンボを10匹採った」「バッタやトンボなどいろいろな種類の昆虫を採ったよ」など皆さんから楽しかったとの声があって採集を終了し、再び中学校体育館前に戻りました。

實村代表から、来月10日に予定している「昆虫の標本づくり」の案内、標本を収める紙箱(深さ5p位)の準備、できれば自宅近くで今回採れなかったセミなどを用意することなどの話がありました。

最後に近藤先生やお手伝いをしてくれた富山中学校のボランティアお兄さんにお礼を言い、11時過ぎに解散しました。

来月の昆虫標本づくりで今日の成果が仕上がり、楽しい夏休みの思い出が形づくられることでしょう。

(文・写真:吉田)

8月10日(月) 昆虫の標本づくり

近藤先生の紹介 8月10日(月)午前、富山公民館において、富山の自然を楽しむ会と公民館の共催による「昆虫の標本づくり」が行われ、去る7月24日に百間川河川敷で採取した昆虫を持った子どもたちと保護者の皆さん20人余りが集まってきました。

講師の近藤隆夫先生の紹介の後に、各自が採取した昆虫を分類し、次に中学生ボランティアの手伝いで、持参した箱に合わせた発砲スチロール板を敷いて標本箱を作りました。

標本箱の底板を作る中学生ボランティア

次に、先生の指導で昆虫図鑑を参考に昆虫の名前を調べたり指導をうけたりしながら、標本箱のなかの昆虫の配置や、針での昆虫の固定の方法を学びました。

何の昆虫かを調べる子ども多数の昆虫を標本箱に並べる子ども

標本ラベルに、採集日・場所・昆虫の名前・採集者名を書いて貼り付け、標本づくりが完成すると、お互いの標本箱を見せ合って和やかな雰囲気での標本作づくりでした。

標本ラベルに記入して昆虫標本を完成させる子ども

標本は、夏休みの宿題として提出し、また「富山文化まつり」に展示することを約束して解散しました。

(文・写真:和久野)

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