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ニューストピックス(2015年4月18日)

動物ふれあい教室が開催されました。

4月18日(土)午後1時半から、富山公民館主催の「動物ふれあい教室」が開催されました。

子どもたちに、動物とのふれあいにより命の尊さを体感してもらおうとの目的で、平成25年から始まったこの催しも今年で3回目。富山公民館には幼児から小学3年生までの子どもとその家族13組37名が集まりました。

絵本の読み聞かせ 館長と財団の楢原克己さんの挨拶の後、まず、スタッフのお姉さんによる2冊の絵本の読み聞かせです。

狼が友達からもらったきのこ料理やお菓子のおかげで、昼寝をしている子豚を食べるのを忘れた話と、子ねずみの無邪気さに気を抜かれた猫が子ねずみを食べ損ねた話という、いずれも動物愛護の精神に立つ不思議なストーリーでしたが、子どもたちは真剣に聴き入っていました。

においをかぎ分けるゴールデンレトリバー 続いて、楢原さんの司会で犬の臭気選別の実演がありました。

犬は、人間の汗の臭いの判別能力が人間の1億倍も高いとのこと。ここで、10歳の雌のゴールデンレトリバーのルルの登場です。おとなしくてとても利口そう。子どもたちの目が輝きます。

5人の子どもたちが手にしたティッシュから、特定の子どものティッシュをかぎ分けるというこの実演、最初は会場の雰囲気に緊張したか失敗しましたが、続く2回は見事に成功。全員、拍手喝采です。

さらに、もう一匹の犬も加わり、犬と子どもたちの心音比べをしてから、いよいよ公民館の外に出て、犬たちとのふれあいとなりました。

7匹の異なる犬種の犬たちが、ボランティアの飼い主たちに連れられて控えると、予め楢原さんから犬との接し方を教わっていた子どもやお母さんが、めいめい取り巻いて教わったとおりになでたりさすったり話しかけたり。

7匹の犬とのふれあいワンちゃんとご対面見つめ合う子どもとワンちゃんちょっと触れてみました

抱っこのしかたを教わって、慣れないながらも一生懸命抱きしめる子どもたちのそれはそれは嬉しそうなこと。その表情だけで、今回の開催の目的は充分達成されたと実感しました。

(文・写真:矢尾)

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