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ニューストピックス(2014年11月24日)
とみやまエコクラブの操山・どんぐり苗、しょうぶ苗の植えつけと遊歩道づくり
11月24日午前、参加者たちは、「操山のどんぐり苗、しょうぶ苗の植えつけと遊歩道づくり」のため富山公民館に集合しました。集まったのは、6人の男女中学生、一般の大人、主催者のとみやまエコクラブ員の合計27人でした。
富山公民館から車に乗り合わせて、操山の東南部の現地まで行きました。そこは吉備津岡辛木神社の南西約300メートル付近で、昨年から遊歩道の整備を行っている場所です。
現地で行枝(ゆくえだ)代表から挨拶と遊歩道整備の概略の話があり、クラブ員の川瀬さんからは作業の手順と作業内容の説明がありました。
参加者たちはヘルメットと手袋を着用して、あらかじめ決められた分担にしたがって、苗の植えつけと遊歩道づくりの作業に移りました。
しょうぶ苗は、指定された湿地地帯にスコップで穴を掘り、約20本を植えつけました。次に苗が倒れないよう竹製の支柱にひもで固定しました。また、トクサ約20本もしょうぶ苗の近くに植えつけました。
しょうぶ苗のうえつけ |
トクサの植えつけ |
どんぐり苗は、位置決めした竹片の付近に、ツルハシ、くわ、スコップなどを使って穴を掘り約30本を植えつけました。次に竹片を支柱にして苗をひもで固定した後、近くの鳥池から水を汲んで来て水やりをしました。
どんぐり苗植えつけ |
遊歩道づくりは、昨年整備した道をさらに伸ばす作業を行いました。事前に伐採した青竹を利用して番線で縛って繋ぎ、ガードレールのように柵を作り遊歩道とし、湿地帯は地面に竹を敷いて歩き易くしました。
【関連ページ】 ニューストピックス(2013年12月8日)
竹のくい打ち |
遊歩道づくり |
また、遊歩道の周りの木には竹で製作した鳥の巣箱も設置しました。
鳥の巣箱設置 |
参加者たちは、急斜面や湿地帯の作業で足場も悪く疲れがみられましたが、途中の休憩で用意されたお菓子や飲み物をいただき、後半の作業に臨みました。
作業開始から約2時間半の人手だけの作業で遊歩道が完成し、何年か後にはしょうぶの花が咲いて、成長したクヌギやアラカシに囲まれた遊歩道を散策できる・・・、そんな光景が思い浮かぶようでした。
最後に行枝代表が、「今後、この遊歩道を数年かけて詩の小径まで伸ばしたい」という計画を披露し、今日の作業は終わりとなりました。
参加者たちは、達成感いっぱいの笑顔で無事公民館に戻りました。お疲れ様でした。
(文・写真:山田)