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ニューストピックス(2014年11月22日)
操山の自然と歴史を楽しみながら「富山ふれあいウォーキング」
〜富山公民館から操山公園里山センター往復〜
11月22日(土)澄みきった青空の下、富山ふれあいウォーキング実行委員会主催(富山学区連合町内会ほか13団体が協賛、富山学区安全・安心ネットワーク協議会後援)の「第16回 富山ふれあいウォーキング」が行われました。
参加者は286名(子ども74名・中学生14名・車椅子関係者6名・一般の人178名・学区外「中区倉益、東区益野町など」からも14名)の参加がありました。
富山公民館を起点に3コース(はつらつコース・8km、ふれあいコース・6km、のんびりコース・4km)をそれぞれ15班に分かれて、晩秋の操山丘陵を越えて操山公園里山センターまでの往復コースを一人の脱落者もださずに元気よく歩きました。
出発前、公民館駐車場に参加者が集合、丸山実行委員長から出発前の挨拶と諸注意があり、その後、体と手足を軽く動かす柔軟体操をして各コースに別れて目的地に向かいました。
最初に9時00分に『はつらつコース』(8km)68名、次に9時30分に『ふれあいコース』(6km)88名、最後、9時50分に『のんびりコース』(4km)69名が出発しました。(筆者は『ふれあいコース』の一員として同行取材しました)
この他に参加者は、富山学区“健康市民おかやま21”推進会(9名)、富山親子クラブ・なかよし会(8名)や富山学区栄養改善協議会(13名)、公民館(3名)が参加しました。
ウォーキングは、各班を実行委員会の皆さんが先導する格好で行われました。参加者は、色付いたハデやカマツカの紅葉を楽しみながら木立の中を里山センターに向かいました。
途中、八畳岩古墳や旗振台古墳で小休止をしながら、眼下に広がる操山南麓の富山の街並みと田園風景、さらにその向こうに広がる児島湾の眺望を堪能しました。
八畳岩古墳から市街地を見る参加者 |
年配の女性が「ここから眺める景色はとても素晴らしく気持ちが落ち着きます」と言って身を乗り出し、眼下に広がった富山の市街地を眺める姿が印象的でした。
旗振台展望所からの眺め |
旗振台展望所から市街地を見る参加者 |
山道を少し下ると視界が開け、目的地の里山センターに到着しました。参加者は、背中のリュックサックや水筒などを降ろし、芝生に腰を下ろしたり横になったりして他のグループの到着を待ちました。
司会の大富山中学校PTA会長 |
丸山実行委員長挨拶 |
3コースに分かれてウォークした全員が到着したところで、大富山中学校PTA会長の司会で催し物が行われ、最初に丸山実行委員長が「今日は晴天に恵まれ絶好のふれあいウォーキングとなりました。思いっきり楽しんで下さい」と挨拶しました。
里山センターふれあい広場のステージでは、富山学区“健康市民おかやま21”推進会による高齢者対象の健康体操や、富山親子クラブ・なかよし会による「じゃんけん列車」を参加者全員で楽しみました。
一汗かいたところで、待ちに待った昼食の時間となりました。
中村栄養改善協議会会長 |
広場中央のファイヤーサークルには、栄養改善協議会の皆さんが、大釜を二箇所に据え付け、豚汁(豚肉のほか、油揚げ、ちくわ、野菜、ゴボウ、ニンジン、大根、里芋などの具沢山)を作ってくれました。
豚汁が次々と参加者に振る舞われ、各自が持参したおわんやプラスチックの容器にいっぱい入れてもらい、思い思いの場所に座って温かい豚汁に舌鼓を打ちながら、しばし至福のひと時を過ごしました。
会場では、中学生ボランティアがトレーで豚汁を運ぶ姿があちらこちらで見られました。
参加者した人の多くは、気温の上昇で額に汗をにじませながら食事をするなど、小春日和の暖かなひと時を過ごしました。
多めに用意していた豚汁も2杯、3杯とお代わりをする人が後をたたず、すぐに無くなってしまいました。早朝から調理をしていただいた栄養改善協議会の皆さんご苦労様でした。とても美味しく頂きました。
学区外の参加者に感想を聞くと、「操山の自然の素晴らしさを知りました。紅葉がとてもきれいでした」と笑顔で答えてくれました。
また、毎回参加している人からは「毎回参加しています。今日の様な気持ちの良い天気は滅多にありません。豚汁も美味しくいただきました。次回も参加したいと思います」などの声が聞かれました。
昼食後、「ふるさとクイズ」がありました。問題は「動物の名前で呼ばれている植物の名前」と「古墳の呼び名」についてのものでした。小学生が次々と正解し賞品を受け取っていました。
全員で「大きな栗の木下で」「幸せなら手をたたこう」「故郷の空」を合唱しました。
片岡公民館長閉会挨拶 |
最後に片岡公民館長が閉会の挨拶をして、午後1時15分過ぎ里山センターを後にしました。
今回の参加者で最年少は3歳の女の子、最年長は81歳の男性でした。
公民館に帰ったあと「アンケート」用紙に思い思いに感想を書き込み、楽しかったレクリエーションの思い出を話しながらそれぞれ家路に着きました。
(文:長畑、写真:長畑・横地)