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ニューストピックス(2014年10月23日)

富山小学校の地域安全マップの授業支援

フィールドワーク出発行事に整列した児童とボランティア 10月23日、前日の雨もきれいに上がった秋晴れの下、富山小学校3年生児童に対するこの時期恒例の地域安全マップの授業が行われ、地域から指導員16名、3年生の保護者を主体とする補佐員(ボランティア)28名が支援に当たりました。

午前8:30、15個班に編成された指導員及び補佐員は校庭に集合し、簡単にオリエンテーションをして相互に意思の疎通を図り、やがて手に手に図版やデジカメをもって教室から出てきた120名の3年生たちも整列を完了、支援者たち全員の自己紹介の後お互いにエールを交換し、1班から順次目的地のフィールドに向けて出発して行きました。

街並みを探訪して歩く児童たち 子どもたちは、指導員・補佐員に引率されて行ったそれぞれのフィールドで、自分たちの目線で「入りやすく」「見えにくい」場所を探して歩き、そこをデジカメで写したり、地域の人にインタビューしたりしながら元気に回って行きました。

今回初めての県による支援(デジカメ処理) 学校に戻り、今度は体育館でマップ作りです。15個班がそれぞれにフィールドワークでの成果を白地図に描き表わし、適時指導員のアドバイスも得ながら、8人の班員がアイディアを凝らした切り紙や図案を配置して「世界で一つしかないマップ」を作っていました。

マップ作りに取り組む児童と指導員

班の発表とそれを聞く児童 最後は「発表」です。人に教えたり、みんなの前で発表したりすると勉強の成果が飛躍的に上がる(「学びのピラミッド」という学習理論)と言われる実践です。

3個班ずつ体育館内の5箇所に分かれた子どもたちは、自分たちの見つけたポイントを全員が交代で1つずつ発表し、仲間たちから盛んな拍手をうけていました。

子どもたちがきょう学んだことをしっかり身につけ、犯罪に遭うことなくすくすく育ってほしいと念じながら、8年連続の授業支援を無事終えました。

(文・写真:小野田)

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