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ニューストピックス(2014年7月10日)

富山中学校1年生の「喫煙防止教室」

7月10日午前、岡山市立富山中学校のインターナショナル教室において「喫煙防止教室」が開かれました。

開講あいさつをする岡本会長。右は佐藤保健師 これは、中学1年生の学級活動に富山学区健康市民おかやま21推進会(岡本修行会長)が出前講座として開いたもので、中学校側は1年生A〜C組の110人と担任教諭3人と養護教諭、授業者側は岡本会長以下推進会のメンバー(民生児童委員2、愛育委員2、富山公民館1、元気の出る会1)に中区保健センターから佐藤保健師も加わり、講座は8時55分から1クラス50分刻みで順次3クラスに対して行われました。

まず、岡本会長が挨拶し、「喫煙は百害あって一利なし」「タバコなどの誘惑に負けず、夢と希望に向かってすくすくと育ってほしい」との訓示でこの講座は始まりました。

喫煙習慣で黒く汚れた肺(模型)を示す佐藤保健師 次いで、佐藤保健師主導によるDVD「喫煙防止教室〜たばこはぜったいだめ〜」の上映と推進会のメンバーが交代で解説するナレーション、さらに喫煙で汚れた人の肺の模型や、20年間で体内に蓄積されるというペットボトルいっぱいのタールモデルの展示などに、生徒たちは熱心に聞き入っていました。

熱心に聴講する1年A組の生徒たち

今度はロール・プレイング(少年に扮する先生と、その友達役の民生委員・愛育委員・男女生徒による1対1の役割演技)です。

ロープレ(役割演技)で熱演する少年役の教師と生徒 『少年が、自宅に遊びに来た友達に「一緒にタバコを吸ってみよう」と盛んに誘惑する』という設定で、勧められた側がどのようにして断わり、少年に喫煙を断念させるか・・・が即興で演じられるのですが、さすがに講座の効果てきめんで、突然指名された生徒たちも、ステージに立つとタバコの害を列挙して逆に喫煙しないよう少年を説得するなど、「喫煙を勧められても必ず断わる意識とスキル」を掲げた学習目標はみごとに結実しているようでした。

(文・写真:小野田)

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