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ニューストピックス(2013年12月1日)
なかよしクラブの餅つき会
富山小学校の学童保育「なかよしクラブ」年末恒例の「餅つき会」が12月1日午前、小学校の敷地内にある「なかよしクラブ」で行われました。
「なかよしクラブ」保護者会の主催行事として毎年この時期に行われるもので、なかよしクラブ所属の児童とその保護者、クラブ担当の先生や運営委員、とみやま笑美の会、それに日ごろ学童の登下校のお世話をしている青パト隊や子ども見守り隊の人たち合わせて約150人が参加しました。
餅つきの作業はクラブの外庭で。そこに用意されたのはもち米を蒸す三段重ねの蒸し器(せいろう)2セット、蒸しあがった米を捏(こ)ねる電気餅つき器、そして石臼2セットと杵(きね)。
蒸し器の下には、早くも薪の火がめらめらと燃え上がっています。
蒸しあがったもち米は順次電気餅つき器に移され、捏(こ)ねあがると手際よく二つの石臼に運ばれ、いよいよ餅つきの本番です。
笑美の会メンバーの婦人連が、正に「昔とった杵柄(きねづか)」ならぬ巧みな「きなどり」の技をみせれば、若手のお父さんたちがこちらも負けじと杵を振り上げ、ぺったん、ぺったん。
二つの石臼で、瞬く間に餅ができ上がります。
クラブの部屋では、いくつものテーブルの上に搗きたての餅が運ばれ、若いお母さんたちが競い合って餅を丸める作業です。子どもたちも加わって、慣れない手つきで餅を丸めてゆきます。
その間にも、器を持った子どもたちが次から次にやってきて、ぜんざいやきな粉もちを振る舞われ、大喜び。
外では、餅つきに加わる子どもたちの列ができています。
順番がくるとお父さんたちの手を借りながら、重い杵を振り上げ念願のお餅つき。餅つきを体験した男の子に感想を聞いてみると、「楽しかった。杵は軽かったよ」と負け惜しみ。
毎年のことながらこの日を楽しみにしていた参加者たちは、それぞれの持ち場で満面の笑顔を振りまき、でき上がったばかりの「つきたて」のお餅に舌鼓をうっていました。
(文・写真:松田)