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ニューストピックス(2013年10月19日)

第9回おむつ縫い 初心者からベテランまでみんなで頑張る!

富山地区民生委員・児童委員協議会では、平成17年から地域で出来るボランティア活動として、旭川荘の「おむつ縫いボランティア活動」に取り組んでいます。

10月19日(土)、富山公民館で、第9回目のおむつ縫いを行いました。参加したのは、ボランティア16名(うち女子中学生1名)、民生・児童委員12名の総勢28名で、初心者からベテランまでが一緒に楽しく作業に取り組みました。

おむつの手縫いの様子 作業の会場となったのは公民館1階の和室研修室で、室内中央にはおむつの白布生地やタオルなどが積まれ、それを取り巻くようにテーブルが並べられ、手縫い、アイロンがけコーナーと卓上電動ミシンが配置されていました。

作業は、グループごとに生地の裁断、ミシンでの縫い上げ、手縫い、アイロンがけなど任務分担し作業が開始されました。

初心者から毎年参加しているベテランまでみんな一生懸命におむつ、エプロン、雑巾縫いに取り組み、ベテランの参加者が初めて参加した人(女性4名)に優しく手ほどきする姿が会場のあちらこちらで見られるなど、和やかな雰囲気の中で作業は進みました。

真剣な表情でミシン掛け初心者に手ほどき作業も笑顔で

アイロンがけをする中学生 今回、赤ちゃんおむつの縫い上げは電動ミシンを使っての作業ではなく、赤ちゃんの肌に優しい手縫いで行われました。最初、手縫いになれなかった初心者も次第に本領を発揮してスムースに次々とおむつを縫い上げ完成させていました。

作業が中盤に差し掛かった午後2時半に一旦作業を中断して、楽しみにしていた「ティータイム」となり、民生・児童委員(岸本さん、藤原さん)の手作りのチーズケーキと和菓子(干し柿をあんでくるんだ和菓子で、名前が「木守り」)、ホットコーヒーが運ばれ、食べながら飲みながら、参加者の名前を紹介するなど、みんなで至福の時間を過ごしました。

手作りのチーズケーキと和菓子コーヒータイムの様子

休憩のあと再び作業に取り掛かりました。作業は順調に進み、予定の時刻より速い午後3時45分に用意された布地が、おむつ、エプロン、雑巾に生まれ変わりました。

完成したおむつ 初めての参加者は「今までの経験を役立たせることが出来てうれしいです。機会があればまた参加したいと思います」と笑顔が輝いていました。また、最年少で参加した女子中学生から「おむつの一枚一枚に一生懸命アイロンがけをしました。喜んでもらえればうれしいです」と話す笑顔が印象的でした。

今回仕上げたのは、「赤ちゃんおむつ80枚」「エプロン76枚」「雑巾117枚」の総数273枚でした。短時間で沢山仕上がったことに参加者もびっくりした様子でした。

難波会長の挨拶 最後に民生・児童協議会の難波会長から「皆さんが真心を込めて一生懸命に仕上げた赤ちゃんおむつ、エプロン、雑巾を旭川荘に届けたいと思います」と参加者に対するお礼と、次回の参加協力のお願いをして閉会しました。

今回仕上げた赤ちゃんおむつ、エプロン、雑巾は、10月21日、岡山市北区祇園地先の旭川乳児院に届けられました。

(文・写真:長畑)

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