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ニューストピックス(2013年8月1日)

トンボを捕まえた昆虫採集

主催 : 富山の自然を楽しむ会・富山公民館

百間川河川敷に集まった参加者 8月1日(木)9:30〜11:00、百間川河川敷で小学生11名・中学生3名(ボラティア)・保護者6名・スタッフ10名 計30名が昆虫採集に参加しました。

大雨注意報が出されていましたが、時々雲間から夏の日差しが照りつける蒸し暑い天候の中、今年も百間川中川橋付近で昆虫を追いかけました。

今年は子ども達の頭上を沢山のトンボが飛び回っていました。例年あんまり採れないトンボです。しかし、どの子も数匹のトンボを捕まえ満足顔でした。

トンボ採り昆虫を見る参加者

11時前、雲行きが怪しくなり、雨もポツポツと降り始めました。採集を切り上げ富山中学校体育館入り口に避難しました。採集した昆虫は、講師の近藤髟v先生(環境省所属トンボ専門家)に名前を教えていただきました。

トンボ(6種類)バッタ(5種類)チョウ(3種類)、コオロギ・ツユムシ・テントウムシなど、17種類でした。一番多く採れていたのは、ショウリョウバッタでしたが、目立ったのは、ウスバキトンボでした。

虫を調べる近藤氏メモする参加者

ウスバキトンボ 近藤先生の話によるとウスバキトンボは、「4月頃はるか東南アジアから気流に乗って日本にやってきて卵を産み、卵から約一ヶ月で成虫になります。そのため9月頃までに3世代の成虫が育ち爆発的に増えますが、寒さに弱く10月には死滅します」ということでした。

参加者は、實村代表(富山の自然を楽しむ会)から、次回8月22日には標本作りをすることなどの連絡を聞いて早々に家路につきました。

(文・写真:中村)

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