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ニューストピックス(2013年7月24日)
富山豊年踊り伝承会が保育園で慰問演舞
7月24日午前、学区の伝統芸能「富山豊年踊り」が、中区福泊にある富山保育園(山本直子園長)を訪れ園児たちを楽しませました。
訪れたのは「富山豊年踊り伝承会」の福森和子代表世話人以下10人で、演舞の中心は富山小学校の3年生から6年生までの7人の女子児童でした。
遊戯室には68人のかわいい園児たち(2歳児13人、3歳児14人、4歳児18人、5歳児23人)が詰めかけ、お行儀よくちゃんこして踊りの始まりを待ちます。
初めに福森代表が二つの昔話で座を盛り上げ、いよいよ備前太鼓唄♪のお囃子にのって、お揃いの法被に赤の兵児帯・鉢巻き姿の名優たちの登場です。
昔ばなしを熱演する福森代表 |
お囃子にのっていよいよ登場です。 |
演者たちは、日傘と2本の竹の棒を巧に操りながら田植えから刈り取り、脱穀、そしてモミ摺りまでのお米の収穫過程をリズミカルに演舞し、園児たちは終始つぶらな瞳で見入っていました。
最後に5歳児の23人が3チームに分かれて傘回しの手ほどきを受け、きれいにくるくる回ると仲間たちから盛んな拍手をうけていました。
熱演するお姉ちゃんに見入る園児たち |
「ほら、回せたよ」と得意顔のちびっこ演者 |
挨拶で「わたしは |
演舞した児童のなかには「この保育園で2年間を過ごしました」という“先輩”もいる一方、福森代表も園児たちに「また、小学生になって逢いましょうね」と話しかけるなど、地域の伝統文化が伝承されて行く一場面を垣間見る思いでした。
富山保育園を慰問演舞で訪れた 富山豊年踊り伝承会の小学生と世話人さんたち |
(文・写真:小野田)