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ニューストピックス(2013年6月24〜26日)
町別懇談会が開かれました
富山地区青少年育成協議会主催の「町別懇談会」は、近年趣向を変え平成23,24年度と中学校で一堂に会しての開催でしたが、今年度は再び各地区に進出しての現地開催となりました。
開催日時、会場及び参加対象町内会は下表のとおりです。
日時 | 場所 | 対象町内会 | 世帯数合計 | 出席者数 |
---|---|---|---|---|
6月24日(月) 19:00 〜21:00 |
中村公会堂 | 海吉本村・中村 | 335 | 24 |
山崎本町公会堂 | 山崎本町 | 405 | 25 | |
円山公会堂 | 円山境内・宮西・中央・団地・浜倉・外新田・南 | 862 | 21 | |
6月25日(火) 19:00 〜21:00 |
海吉出村公会堂 | 海吉出村 | 850 | 72 |
福泊公会堂 | 福泊 | 1,040 | 50 | |
6月26日(水) 19:00 〜21:00 |
池の内公会堂 | 円山表・嶽・湊池の内・操山・光ヶ丘・操陽南山・ヒルズ | 732 | 21 |
福泊川東公会堂 | 福泊川東 | 187 | 25 | |
海吉福吉公会堂 | 海吉福吉 | 585 | 32 | |
会場には育成協本部役員、中・小・幼の校・園長又は教頭等の主要教諭、児童・生徒関連のPTA役員その他の保護者、町内会や地域の役職者が参集し、また、海吉中村・出村、福泊川東の3会場へは、岡山中央警察署生活安全課員も特別参加しました。
大半の会場は出席者が少なく、主なき座布団がむなしく目立ちましたが、それでも出席者からは次のような意見や話が聞かれました。
子どもに携帯電話を持たせることの是非と防犯対策について知りたい。
児童を、なるべく予定時刻には下校させてほしい。
子ども見守り隊の存在と活動に感謝している。(各会場)
あいさつのできる子が増えた。あいさつ運動を続けよう。
子どもは大人の背中を見て育つ。 大人が衿を正さなければ・・・。
「よその子も、わが子と同じ愛の手で」きちんと叱ろう、ちゃんと褒めよう。
犯罪関連事案に遭遇・目撃したら、すみやかに110番通報を。(中央署員)
刑法犯検挙者のうち少年が4割を占めている。少年犯罪で多いのが万引き、次いで自転車盗だ。(中央署員)
授業中に教室に入らない・出て行く、喫煙をする、自転車交通のルールを守らない等の生徒が10人程度いる。共通して言えることは、規範意識・罪識の欠如だ。 学校としては極力彼らに寄り添い、保護者も交えて指導・訓育に努めている。(中学校)
「この親にして、この子あり」という。やはり家庭が大切だ。
大人にも、みんな青少年期はあったのだから、青少年のよき理解者になろう。
子どもは地域の宝。地域のみんなで子どもを育てる気持ちを持とう。
少年たちに声をかけよう、進んであいさつしよう。
青少年の健全育成にとって、「無関心」「知らん顔」は最大の敵だ。
どの会場でも、「児童・生徒の訓育は、ひとり学校・園だけでできるものではない。学校・家庭・地域が共に理解と協調の心を持ち、手を携えて指導・訓育に当たりましょう」との結言が聞かれました。
各会場を回ってみての印象は、「住民一般、ないしは家庭・保護者の立場での参加者がもっともっと増えればいいのに」ということでした。
(文:小野田・横地、写真:小野田・横地・長畑・薄・湯浅K)