本文
ニューストピックス(2012年10月21日)
百間川右岸河川敷の清掃作業
秋晴れの10月21日(日)午前、富山学区安全・安心ネットワーク協議会・富山の自然を楽しむ会・富山公民館の共催による百間川右岸河川敷の清掃作業が行われました。
この日9時30分に富山中学校に集まったのは、国土交通省岡山河川事務所百間川出張所長以下3人を筆頭に、学区内の各種団体等(富山の自然を楽しむ会、公民館、町内会、民児協、愛育委員会、婦人会、エコクラブ)の有志に加え、中学生ボランティア、中学校の教頭、小学校の校長先生、それに河川工事の受託業者の作業員等総勢43人です。
富山の自然を楽しむ会の實村代表の作業説明の後、参加者は火挟みとごみ袋を手に中学校を出発、中川橋から下流方向に向けて、途中草むらの中から空き缶や紙くずを拾い集めるなどしながら進み、やがて海吉橋南の葦の繁みに到着しました。
そこは浮遊するごみの吹き溜まりになっていて、例年大量のごみが浅瀬に打ち寄せられ、加えて、持ち込まれたと思われる不法投棄のごみを含め雑多なごみが2箇所にうず高く積まれていました。
参加者たちは、それらのごみを「可燃ごみ」「不燃ごみ」「粗大ごみ」に分別しながら袋詰めし、最後に1箇所に集めて計量した結果は次のとおりでした。
・ | 可燃ごみ(ペットボトル、三角コーン、木片など) | 99.0Kg |
・ | 不燃ごみ(空き缶、空きびんが主体) | 14.7Kg |
・ | 粗大ごみ(鉄の棒、鉄パイプ各1点) |
これでも昨年度実績に比し、可燃ごみは27Kg、不燃ごみは7.4Kgの減少で、参加者たちは「この分だけ、上流域を含む住民のマナーが向上しているとすればいいんだけど・・・」とつぶやいていました。
「汚くしていると、ついそこにごみを捨てたくなる心理が働く。今日はみなさんの努力でとてもきれいになったので、不用意にごみを捨てる人がいなくなることを期待したい」との實村代表の閉会の挨拶で、今年度の百間川河川敷の清掃作業は無事終了しました。
(文・写真:小野田)