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ニューストピックス(2012年8月9日)
楽しかった昆虫採集と標本づくり
主催 : 富山の自然を楽しむ会・富山公民館
7月27日(金) 9:30−11:30 百間川河川敷で昆虫採集
連日熱中症のニュースが報道される中、7月27日に、百間川に架かる中川橋の下を中心に昆虫採集をしました。参加者は、小学生(ジャカルタから来ている1名を含む)16名 保護者9名 中学生2名(ボランティア) 幼児 計30名でした。
子どもたちは、容赦なく照りつける真夏の太陽をものともせずトンボやバッタを追いかけました。それぞれが採集した昆虫は、講師の近藤先生に名前などの説明をして頂きました。
採集された昆虫は、バッタの仲間(5種類)・トンボの仲間(9種類)・そのほか蝶・甲虫など20種類でした。中でも、オオヤマトンボやウチワヤンマは大型でとても美しいトンボでした。
また、先生の話によると、赤とんぼと間違えられているのはウスバキトンボで遠く東南アジアから旅をしてきたのに、寒さに弱いため冬には死んでしまうそうです。
最後に、次回の準備について話を聞いて、全員元気いっぱい帰路につきました。
8月9日(木) 9:30−12:00 標本づくり
7月27日に昆虫採集をした子どもたちと保護者の皆さんが、8月9日に、昆虫標本づくりに富山公民館第一講座室へ集合しました。
先ず、セミ・トンボ・カブトムシなどの昆虫と箱を取り出します。種類も数もとても増えている子どももいました。
箱の底に厚い発泡スチロール板を敷いて標本箱にします。
講師の近藤先生から蝶やトンボの止め方など標本づくりの説明を聞きました。
子どもたちとお母さん(お爺さん)が、力を合わせて昆虫を止めます。
中学生が切り離してくれた標本ラベルに採集日・場所・昆虫の名前・採集者の名前を記入する1年生の子どもなど、皆さん注意深く丁寧に標本づくりをしました。
どの子もできあがった昆虫標本に満足顔で「とても楽しかった」と話してくれました。
標本は、「夏休みの宿題」や「富山文化まつり」に展示することを約束して、12時少し前に解散しました。
(文・写真:中村)