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ニューストピックス(2011年12月26日)
富山小学校なかよしクラブの「年の瀬茶会」
12月26日午前9時30分から午後1時20分の間、富山小学校の学童保育「なかよしクラブ」朝日の間において「年の瀬茶会」が開かれました。
主催は「なかよしクラブ」で、お招きにあずかったのは小学校や幼稚園の先生、青パト隊や子ども見守り隊の隊員、学童保育運営委員、若松園の教職員と児童などの、(主催者によれば)「平素お世話になっている方々に感謝の気持ちを込めて」の総勢95名の皆さんです。
今年は、昨年までの「クリスマス茶会」から「年の瀬茶会」と名称も変わり、第一席(9:30〜)から第6席(〜13:20)まで悌次に開催され、あらかじめ配分された「お茶席券」に従って次々に会場を訪れていました。
外はクリスマス寒波とかで冷たい日でしたが、会場は青畳に緋毛氈(ひもうせん)、空間には和風の飾り付けが施され、妙なる琴の音も流れていて、一足早くお正月が来たような和と雅(みやび)の世界です。
お点前は、裏千家茶道の遠山睦子先生の指導によるクラブ選抜の1〜3年生の学童15名で、先輩の5・6年生の女子児童もお手伝いに加わっていました。
腕白・お茶目盛りの子どもたちも、この日ばかりはお茶やお菓子を捧持して摺り足で運ぶ姿に、客人たちは一様に「かわいい!」と目を細めていました。
遠山先生は、「30年以上も子どもたちの成長を見つめる仕事に携わらせていただいていますが、当時手ほどきした子どもたちが今では保護者としてわが子を預けてくださっており、ほんとうにありがたいことです」と述懐されていました。
(文:小野田、写真:氏峰)