正月飾りを作る2025ー(1)田植えー
投稿日:2025年6月30日
西日本では観測史上最も早い“梅雨明け宣言”が出た翌日の6月28日(土)午前10時から、富山中学校南門前の佐藤様の水田をお借りして、正月飾り用の稲藁を確保するための田植えが行われました。
2014年からの恒例行事ですが、今年の参加者は百間川緑地海吉広場愛護委員や近隣町内会有志に加え、富山豊年踊り伝承会や地元の本・中村町内会の子ども会を中心に32人の子どもたちと付き添い及び保護者の総勢55人です。
子どもたちは年齢別で2班に分かれ交互に田に入り、約1畝半の田んぼに、木見様から提供して頂いた“朝日”の苗を田植え綱を使って昔ながらの手植えをしました。
(注:1畝は約30坪)
最初は戸惑い気味だった子どもたちも、農家の方の丁寧な指導の下、どんどんコツをつかみ、1時間ほどで見事に植え終えました。


一列に並んで手植え 
保護者と一緒に・・・ 
農家の方に教わりながら 
お菓子を貰って解散
その後は泥を洗い流して、世話人の方からの問いかけに楽しかったと元気に応えて、配られたお菓子を手に解散となりました。
今後、この稲は農家の方のお世話により、肥料散布や日々の見回り等を経てお盆の頃には刈り取り(青刈り)、数日間の天日干しの後、富山コミュニティ協議会が主催する年末恒例の“正月飾り作り”に使われます。
(文:矢尾、写真:矢尾・横地)