第89回オレンジカフェ『青春』が開催
投稿日:2025年6月24日
明け方の雨が上がった6月23日(月)午前10時から、富山公民館に於いて第89回オレンジカフェ『青春』が開催されました。
認知症サポートリーダー富山会の福森和子会長の開会あいさつに続き、恒例の池田俊夫副会長のハーモニカ伴奏により参加者全員で「青い山脈」を合唱しました。
~人生100年時代を健康に過ごすために~


第1部~正しく学び支えあいましょう~
テーマ ◆健康寿命を延ばすために
~認知症と歯の健康のはなし~
進行:岡山旭東病院
地域医療サポート室室長 河村武人さん
講師:岡山リハビリテーション病院
副主任 言語聴覚士 栗本靖子さん
副主任 歯科衛生士 臼杵麻里さん


先ず臼杵さんから「口腔ケアの重要性」のお話がありました 「健康寿命」とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間であり、平均寿命と健康寿命の差は約10年と云われています。健康であるために出来ることの中に、“栄養バランスの良い食事を摂る”必要がありますが、そのためには十分な咀嚼(そしゃく=嚙み砕く)と嚥下(えんげ=飲み込む)が必要です。それには口腔環境を維持しなければなりません。口腔環境を保つ方法を教わりました。また80歳で20本の歯を保つことが認知症予防にもなるとのことでした。
続いて栗本さんから「加齢と飲み込みについて」のお話がありました。
・食べるのに時間がかかる
・食べていると疲れる、全部食べられない
・食べ物が口の中にいつまでも残っている 等
思い当たる人は「飲み込み機能が低下してきているかも・・・⁉」。 それは加齢による喉ぼとけの下垂と唾液の減少」が考えられ、それらを改善する「口の体操(嚥下体操)」と「唾液腺マッサージ」を教わりました。
第2部 詩吟同好会の皆さんによる詩吟披露
富山公民館で活動されている「詩吟同好会」の皆さんから詩吟の披露がありました。
参考:「詩吟」は漢詩にふしを付けて 吟ずるもの。
75歳から88歳までの6名の方の詩吟独特の節回しに聴き入っていました。




次回7月28日(月)は
認知症多世代サポーター養成講座が
予定されています。
(文・写真:横地)