地域防災と減災への備え
投稿日:2022年11月14日
11月12日(土)富山公民館において岡山市市民協働企画総務課と富山公民館の共催で 「地域防災と減災への備え ~防災を通しての地域づくり ~」の講演会が15人が参加して行われました。
講師は 「一般社団法人epoおかやま笑顔プロジェクト」代表理事・村上浩司さん。epoおかやま笑顔プロジェクトは看護師・消防士など専門知識を有する17人のメンバーで構成、玉野市を拠点に防災指導、災害支援を行なっている団体です。
講演内容はタイトルのとおり、「いざという時の防災減災のために何をどう考えて準備するか” でした。印象に残ったことの一部は次のことです。
- マイタイムラインなど様々な防災講座が行われるが、講座が終わったらそれきりで必要な行動に結びつかない。
- 避難時には近所に声をかけて避難を促したり一緒に避難することを準備しておく。 (あれ・・・あの人避難してる???、では後悔する)
- 非常持ち出し袋には「これがないと自分は困る」ものを揃えておく。
- 自分だけは大丈夫と思っていないか。災害に対してこんな意識では助からない。
- 訓練していないことは災害発生時にはできない。
- 避難所を運営するのは、行政ではなく避難している皆さん。
ハザートマップは単なる色分け地図ではない。防災を考える大切な道具。自分が住んでいる場所の弱みを知り、どんな災害が起こるかを「想像」する。そこから、どんな訓練が必要か、どんな備えをすればよいかがわかる。これが今日の講座のポイントであったように思います。
(文、写真:行枝)
カテゴリー:ニューストピックス