富山豊年踊り伝承会が「秋のおかやま桃太郎まつり2022」に出演

投稿日:2022年11月25日

 コロナ禍で中止になっていた「秋のおかやま桃太郎まつり2022」が、3年ぶりに11月19日、20日の2日間、令和の大改修工事の終わった岡山城と石山公園を中心に開催されました。

 今年は、「郷土の食と芸能と歴史の祭典」というテーマで、岡山城下の段広場「芸能と歴史のステージ」では多彩な催しが行われ、富山豊年踊り伝承会は20日に出演しました。

 2日前までは、雨との天気予報だったのですが、当日は快晴にめぐまれ、青空の下で小学校1年生から80歳代までの16名で踊りを披露しました。

 まず、小学校6年生の2名がステージに立ち、しっかりとした口調で、わかりやすく富山豊年踊りの説明を行いました。

 指導者の合図で「備前太鼓唄」の替え歌が始まると、猫車に見立てた和傘を回しながら、赤の手甲、脚絆、たすきを身に着けた女の子役と、もっこをぶらさげた天秤棒に見立てた2本の棒を持った紺の手甲、脚絆、たすきを身に着けた男の子役が登場し、明治から昭和初期の米作りの1年間の様子を表現した踊りを披露しました。

 満席の観客からは、コロナ対策で声を出せない代わりにあたたかい大きな拍手がわき起こっていました。

富山豊年踊りの説明を行う6年生
足踏み式水車を使って田んぼに水をいれる作業
村総出の田植え
一連の農作業を終え、帰り支度を行う様子

(文:福森、写真:西島)

カテゴリー:ニューストピックス

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