富山ESDにこにこカフェ「食品ロスを減らすために私たちにできること」

投稿日:2022年8月9日

 第10回富山ESDにこにこカフェ「食品ロスを減らすために私たちにできること」が8月8日公民館にて24名が参加して開催されました。「ESDにこにこカフェ」は富山公民館主催、とみやまエコクラブ・富山学区婦人会共催で年3回程度SDGsに関連するテーマで学習しているものです。

 

司会・花房聡子主任
講師・赤井藤子さん

 

 

 公民館花房主任の司会で始まり、食品ロスDVDを鑑賞した後、おかやまエコマインドネットワーク・赤井藤子さんが「食品ロスの現状」や「日本の食糧自給率」などについて講演し、参加者は楽しみながら学びました。主な内容は以下の通りです。

  • 日本の食品ロスは2022年度年間522万トン、うち家庭で247万トン発生している。1世帯当たり毎年約  6万円捨てていることになる。また、コロナの影響もあり外食産業で食品ロスが22万トン減少。
  • 日本の食糧自給率は38%(カロリーベース)、先進国の中で最も低い。たとえば天丼は食材自給率68%であるが、ラーメンはわずか4%。
  • 食品ロスの発生は、生産-保管-運搬-消費-廃棄のすべての過程でエネルギーが無駄に使われていることを意味する。
  • 食品ロス削減推進法は2019年10月から施行。生産、流通、消費段階の削減行動が求められる。
食品ロスをなくすにはどうしたらいいか話し合い

 このあとグループに分かれて、「富山学区としてできること」「事業者や行政への要望」など食品ロス削減について話し合いました。今回はハローズ円山店、江崎店から賞味期限間近の商品を提供してもらい、「食品ロスはこうして発生する」を実際に参加者に見てもらいました。

 学区のまちづくり計画「とみやまSDGs作戦」の一つとして食品ロス削減を広めていきましょう。

 (文・写真:行枝)

カテゴリー:ニューストピックス

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