「倉安川の生きもの調査」開催

投稿日:2022年8月2日

 7月31日(日)富山の自然を楽しむ会(實村 貢代表)と富山公民館の共催で「倉安川の生きもの調査」が行われました。

 講師は「岡山の自然を守る会」の友延栄一さん。参加者は、小学生以下15人、高校生ボランティア1人、中学生ボランティア5人、大人ボランティア1人、保護者10人、岡山市環境局環境保全課職員2人、富山の自然を楽しむ会会員8人、公民館2人、総勢44人でした。

 初めに實村代表より、川に入る時の注意事項などの説明があり、参加者はさっそく手に網とバケツを持って倉安川に入っていきました。

實村富山の自然を楽しむ会代表

 今回の調査は公民館と小学校正門前の間で行われました。調査が始まってすぐ、急に雨が降り出し参加者はずぶぬれになりながら、親子で協力して慣れない水の中生きものを探して奮闘していました。

講師の友延栄一さん

 採取した生きものは公民館に持ち帰り、講師の友延栄一さんから生きものの名前と説明がありました。例えば、国内希少野生動植物種に指定されている「スイゲンゼニタナゴ」によく似た外来種のタナゴを採取しても区別がつきにくく、スイゲンゼニタナゴ保護のため家には持ち帰れないことなどの説明がありました。

 この日採取した生きものは下記の通りでした。

  • 魚類 = メダカ、コイ、カネヒラ、ギンブナ、タナゴ、タモロコ、ヌマムツ、モツゴ、ドンコ、ヨシノボリ
  • 貝類 = イシガイ、カワニナ、ヒメタニシ
  • エビ類 = ヌマエビ、スジエビ、アメリカザリガニ
  • 両生類 = オタマジャクシ
  • 爬虫類 = アカミミガメ、スッポン

(文:行枝、写真:横地、行枝)

カテゴリー:ニューストピックス

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