第7回オレンジカフェ青春の開催

投稿日:2018年5月30日

 5月28日(月)午前10時から12時まで、富山公民館2階第二講座室において、岡山市認知症サポートリーダー富山会主催の「第7回オレンジカフェ青春」が開催されました。

 梅雨入り前の曇天の下、最近、新聞・テレビ等マスコミで盛んに報道されている認知症について、もっと知識を深めようと25人の方が集まりました。

 

 会の始まりに際して、サポートリーダー池田さんのハーモニカ演奏に合わせて全員が大きな声で「青い山脈」を歌って会が始まりました。

 今回は、認知症サポーター養成講座ということで、サポートリーダーの福森さんと池田さんから「認知症を学び地域で支えよう」という認知症サポーターキャラバンの教材により説明がありました。

開会のあいさつをするサポーターキャラバンの皆様

 福森さんからは、認知症サポーターの活動と認知症について話がありました。認知症を引き起こす主な病気ということでアルツハイマー病や脳血管性認知症・レビー小体型認知症の説明があり、いずれも脳の細胞が徐々に萎縮して重篤になっていくということでした。

わかりやすいパワーポイントの画面

 最近では医薬品の開発・治療技術も発達しており、早めに発見すれば進行を止められる可能性が高くなっているということです。すこしでも認知症を疑うような症状を感じたら早めに専門医に相談することが大切だということでした。

 認知症の予防については、運動や食事をはじめとする生活習慣病対策が発症を遅らせるために効果があるとのこと。認知症は本人に自覚がないことから、家族とかご近所の方が発見することが多いということです。従って認知症の人と接するときはご本人は認知症と思っていないことが多いので十分配慮して接することが大切だということでした。我が国の死亡者率は、ガンが1番、その次に認知症が原因で身体機能低下による誤嚥性肺炎などとなる日も近いということです。

青い山脈を合唱する参加者の皆さん

 今回の講習会を終了した人は「認知症サポーター」ということでオレンジリングを渡されました。認知症サポーターは特に何かする人ではなく、認知症について、一般の方より若干認識があるということで応援者になることです。今後ますます増加する認知症患者の支援のためにも認知症サポーターキャラバンに参加して認知症サポーターになりましょう。

指体操に興じる参加者の皆さん

 休憩の後、交通安全対策協議会会長の岡本さんから指体操の指導を受けた後、恒例により青い山脈の歌を歌いながら手振りを付けた「青い山脈体操」をして散会となりました。

(文・写真:湯浅)

カテゴリー:ニューストピックス

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