海吉本村町内会の防災講演会
投稿日:2018年2月21日
2月18日(日)午後6時より海吉本村公会堂にて“海吉本村町内会防災講演会”が富山公民館職員で防災士の中山由美さんを講師に開催されました。
今後30年間の発生確率が70~80%と言われている南海トラフ巨大地震に備えての富山学区連合町内会の平成29年度方針に沿っての講演会です。
まず、出射本村町内会長そして地元選出の国・地方議員の方々の挨拶に続いて、「備えて安心 わが家の防災対策」と題した講演が始まりました。
最初に、先般各戸配布された防災パンフレットの紹介があり、3・11東日本大震災の記録映像などから注意点を学びました。また防災に関する知識の確認を兼ねたクイズが出され、「今まで岡山では大きな地震は経験していない」などの問題に50余名の参加者全員で「〇」「×」で答えていました。
次に普段の生活に於いて食材を備蓄する方法(ローリングストック法)の説明を聞き、次に災害時に役立つ“パッククッキング”について学びました。パッククッキングとは、災害時にガスや電気などのライフラインがストップした時に、備蓄をしていた食材と少ない貴重な水を使ってする調理法です。カセットコンロとポリエチレンの袋を使っての炊飯やスナック菓子などを利用しての調理実演を見学し、出来た料理を試食して参加者は感心していました。
最後に連合町内会の行枝会計から防災グッズの紹介があり、災害に備えて自助努力の必要性が再認識された実りの多い約1時間半の講演会でした。
(文・写真:横地)
カテゴリー:ニューストピックス