操明この人 第8回「難波剛健」(江並)

投稿日:2020年12月14日

GⅠジョッキー目指し JRA騎手に

難波剛健(よしやす)さんは昭和57年11月1日岡山市江並に生まれる。
小学校時代は祖父や父の影響でスポーツ少年団で卓球を、岡山市の大会で優勝も
中学2年の時にテレビの競馬中継を見て小柄な体を活かせる騎手という職業を知る
中3で早起きの練習と体力作りを兼ねて新聞配達をはじめる。

操南中を卒業後、70倍の難関を突破し日本中央競馬会の競馬学校(千葉県白井市)へ入学。3年間の努力が実り首席で卒業。アイルランド大使特別賞受賞
平成13年3月阪神競馬場で初騎乗 4月に初勝利(1着)同年11勝を飾り関西新人賞に輝く。

平成21年と22年にはGⅠ(エリザベス女王杯、京都競馬場)で騎乗。
平成26年にはJGⅡ(東京ハイジャンプ)で重賞初勝利。
翌27年にもJGⅡ(阪神スプリングジャンプ)で重賞勝利。
平成29年には障害レースの最高峰JGⅠ(中山グランドジャンプ)で2着など、重賞レースでも活躍。
(中央競馬はGⅠを頂点に8ランクのレースに分かれていてGⅠ~GⅢまでを重賞という。GⅠには日本ダービーや天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念などがあって、重賞レースに出るには馬と騎手それぞれに条件がある。レースは平地と障害がある)

令和元年5月に通算(平地と障害のトータル)100勝を達成。
今年(令和2年)は1着が遅かったが9月27日中京競馬第4レースでクープドクールに騎乗。武豊騎乗のスマートパサートの猛追をかわし、嬉しい今年の初勝利をあげた。
中央競馬には、関東(茨城県 美浦) と関西(滋賀県 栗東)にトレーニングセンターがあって、馬も騎手もどちかかに所属。難波騎手は関西に所属し,騎乗回数2140回(2020.11.23現在)

JRA所属の騎手は東西で約130名女性ジョッキーは1人。
岡山県出身の騎手は2人だけ。

暴れ馬や気難しい馬など色々な馬を乗りこなし、時には怪我をしながら、全国に10ヶ所あるJRA競馬場を転戦。

子どもの頃から真面目で人一倍努力家だった剛健くん,大きな目標に向かって、これからも頑張って下さい。ふるさとから応援しています。

平成26年10月13日第16回 東京ハイジャンプ(GⅡ)障害で重賞初勝利 優勝馬 サンレイデューク (東京競馬場で緑服)

参照  JRA(日本中央競馬会)ホームページ
文責  萩原正彦
※ 操明この人シリーズは左側メニュー欄にこれまでの全員があります。

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