操明この人 第6回「藤谷恭信」

投稿日:2020年8月8日

スポーツチャンバラで人づくり

スポーツチャンバラ(以下スポチャン)は、チャンバラごっこと小太刀護身道を基に1971年、横浜市で考案され、今では世界44か国・地域に広がり愛好者は約40万人いる。
剣道と違って体のどこに打ってもよい一本勝負。柔らかい空気入りの剣で打ち合う「打突」と型を披露する「基本動作」がある。
藤谷恭信(きょうしん)さんは昭和50年6月岩国市生まれで45歳。
大学(川崎医福大)時代にインストラクター募集のチラシを見て剣道2段の腕前を生かそうと始め、その奥深さに魅了されたという。
平成20年から全日本選手権3段以上の部基本動作で6年連続グランドチャンピオンに
平成24年には世界チャンピオンに輝く。
スポチャンの精神は「自心審判」審判が気付かなくても負けを潔く認めることが大切。強さだけでなく相手を思いやり、感謝する心が育まれる競技という。
藤谷さんは会社勤めをしていたが平成24年僧籍を取得、浄土真宗本願寺派の直属寺院だった「本願寺江並教堂」が一般寺院の「真宗寺」となったのを機に平成28年初代住職として入寺した。
坊守(住職の妻)の初栄さんも女子小太刀の部の元世界チャンピオン
3人の子(操明小6年、4年、1年)達もスポチャンの練習に励み、長女向夏さんは2019年全日本選手権優勝、長男鷲くんも同年の世界大会で優勝、次女の蓮海さんも今年幼年の部で全国優勝と両親の後を追い頑張っている。
藤谷さんは現在、操明小の放課後子ども教室で40人の子たちにスポチャンを教えている他に、お寺では幼年、操明小で親子教室等3つの教室を持つ。
岡山県スポチャン協会理事長 A級インストラクター 錬士5段
平成27年度岡山県体育協会表彰 優秀選手賞
平成27年度瀬戸内市教育委員会表彰

※ 最後に試合の動画(約1分50秒)があります。

新天地岡山で頑張る藤谷さん一家の今後の活躍にエール
(文責) 萩原 正彦

試合の様子は動画でご覧下さい。
※上記をクリックすれば動画が視聴できます(YouTube 約1分50秒)

 

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