岡山県立図書館のバックヤードツアー
投稿日:2014年5月24日
5月24日(土)、岡山県立図書館のバックヤードツアーへ、情報技術部から17名で参加しました。
岡山県立図書館では、原則毎月第4土曜日に担当の方の説明を受けながら巡る見学ツアーを開催されていて、今回のバックヤードツアーも一般の参加者の方々と一緒に参加しました。
まず、2階のデジタル情報シアターでとても大きなスクリーンと座り心地の良い椅子に感動しながら、図書館の紹介ビデオを見ました。
次に資料整備室で、購入した本などにラベルを貼ったりコンピューターで登録して「図書館の資料」になっていく様子を見学しました。
そして、楽しみにしていた方も多かった書庫の見学です。
フロアには所狭しと並ぶ本の数々!集密書庫では取り出したい本がある棚を移動させるそうで、もしも本が落ちていてもセンサーが働いて棚が動かないそうです。また、貴重書庫には江戸時代の本や浮世絵などがあり、温度が一定に保たれていて劣化しないようになっています。
自動化書庫では、薄暗く狭い通路を通り進んでいきます。見上げると、コンテナに乗った本が思っていたよりもかなり早いスピードで自動的に運ばれていきます。ここには取り出し要請の多い本があり、利用者が要請してから2~3分で届けることができるそうです。
書庫を後にして向かったのはメディア工房です。ここでは動画の編集やスタジオ撮影ができ、アナウンスブースもあります。原則毎月第1土曜日にはメディア工房体験があり、名刺やカレンダーなどを作ることができるようです。
最後に、地下の図書館協力室です。ここでは、岡山県の市町村図書館等との資料の貸し借りやインターネット予約資料処理などを行っていて、貸し出しを行うための本がならんでいます。
岡山県立図書館は免震構造であり県庁の目の前ということもあり、災害時に県庁の代替施設にもなるそうです。今回の見学を通して、図書館が本やメディアを借りるだけの施設ではなく「調べものをするのにとても役立つ場所」であることや、図書館が免震構造であり太陽光発電もあることを初めて知った方も多かったようです。
(文・写真:湯浅k)
カテゴリー:ニューストピックス