最後の吉備津岡辛木神社清掃奉仕

投稿日:2023年12月21日

今冬いちばんの寒波だという12月20日午前、凛とした清新な空気のなかで海吉ダイヤモンドクラブ会員による吉備津岡辛木神社の清掃奉仕が行われました。

34名の会員たちは7台のマイカーに分乗して三々五々神社に到着し、10時の作業開始前に拝殿前に集まって記念撮影をしました。それと言うのも、海吉出村町内会老人クラブとしての地域貢献行事のうち神社清掃奉仕は今日で終わりになるのです。

記念写真に納まった会員たちは白い息を吐きながら、主として男性は境内など屋外を、女性は拝殿などの屋内を手際よく清掃・清拭し、寒いながらも晴天にも恵まれて小1時間ほどでお宮さんはすっかりきれいになりました。

海吉ダイヤモンドクラブは高齢者の友好親睦団体ですが、昭和57年の創設以来7代の会長のもと実に40有余年にわたって9月と12月に神社清掃奉仕を、また、年に5回の遊園地清掃奉仕などを続け、地域貢献にも爽やかな汗を流してまいりました。

時は移ろい会員たちも高齢化の波は押し寄せて参ります。神社は山地にあり、それぞれの身体事情もあって「〇日の〇時に現地に集合!」というわけにも行かず、片道約1.6キKmの道のりをマイカー相乗りで町内~神社間を往復してきたのですが、近年は運転免許証を返納する人も多く、また、万一の事故ということも考慮してここらが潮時・・・と、「神社清掃奉仕作業は令和5年度をもってとりやめる」との判断に至ったものです。

会員たちは長年馴染んできた神社のたたずまいや草木の一つ一つにもこもごもの思いを巡らせながら、すっかり迎春準備の整った境内を後にしたのでした。

神社清掃後忘年食事会予定でしたが、インフルエンザやコロナが落ち着かず、お弁当を配りました。

折角の機会なので、時間が許す人は公会堂に入って貰い女子会の歌をご披露、懐かしい歌に全員大合唱して楽しい時間を過ごしました。

(文:小野田、村田、写真:会員有志)

カテゴリー:ニューストピックス

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