火の見やぐらにホイップアンテナを設置

投稿日:2022年3月17日

3月13日午後、海吉出村町内会防火防災部では公会堂脇の火の見やぐらに「携帯型デジタル簡易無線機」用のホイップアンテナを設置しました。

設置作業に携わったのは、垣内町内会長、広江総務部長、馬場防火防災部長、石井土木水利部長、岡本会計係、小野田相談役の6名です。

町内会が装備する6台の無線機を公会堂を中心に展開し、災害時に避難所となる施設~町内会災害対策本部(公会堂)間の電波疎通調査を実施したところ、無線機付きのアンテナでは小学校体育館~公会堂間が通話不安定、中学校体育館~公会堂間が通話不能ということが判明し、学区装備のホイップアンテナを借用して火の見やぐら中段に取り付けたところ、上記区間も通話可能であることが判明しました。

この成果を得て、出村町内会でもホイップアンテナ及び関連部材を購入し、このたび設置作業の運びとなったわけです。

事前に、小野田相談役の指導で給電線(フィーダー)のコネクター部を自己融着テープで完全防水措置をし、また、給電線の屋内への引き込み部の工法(輪結び~編み結び~水切り)を地上で習得した後、アンテナ設置~給電線の敷線組と屋内への導入組に分かれて作業を開始し、1時間余で無事アンテナの設置作業を終わりました。

フィーダー接続部の防水措置も万全に
輪結び~編み結びを事前演練する作業員
アンテナを取り付ける作業員。全長1m弱の鞭状のアンテナだ。
フィーダーの屋内導入作業に奮闘する作業員
設置作業に参加した町内会長以下の面々

今回のホイップアンテナは地上約16メートル付近に取り付けてあり、通視距離内であれば安定的に通信ができることが期待され、また、その確認もとれています。

とは言え、無線通信が役に立つような“非常災害”はご免被りたいもので、例えば秋祭りのだんじり巡行時などに「無線がよく通じたよ」など、平和的な効用であってほしいと願わずにはいられません。

(文:広江・写真:小野田)

カテゴリー:ニューストピックス

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