2体の露天地蔵さんに屋根がつきました。

投稿日:2020年5月31日

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2体の露天地蔵さんとは、関連記事にある交通安全地蔵と湯浅家所縁地蔵のことです。

これらのお地蔵さんは、丸端の地へ移設されてからは露天下にあって風雨や直射日光に曝されていました。

【露天設置された2体のお地蔵さん】

【露天設置された2体のお地蔵さん】

それがため、住民心づくしの赤い頭巾やおべべ(衣装)はすぐに色褪せてしまい、綿入りの座布団はかちかちのせんべい布団になってしまう有様でした。

これを不憫に思い「屋根があればいいのになぁ」という住人の声をうけて、長老の一人が素人細工ながら2体のお地蔵さんを納めるお堂(というほどの建屋ではないが、ほんの小屋ていどのもの)を奉納したいと発意しました。

【基礎工事途中の様子。おべべの褪色が著しく痛ましい】

【基礎工事途中の様子。おべべの褪色が著しく痛ましい】

その人は、東組の住人の小野田利正さんです。

令和2年4月から現地でコンクリートブロックによる基礎工事に着手、自宅では暇々に材木を刻むなどして準備を重ね、ついに同年5月26日の外周塗装をもって“小地蔵堂“の完成をみました。

【完成した小堂と寄贈された拝み石 】

【完成した小堂と寄贈された拝み石 】

2体のお地蔵さんは真新しい頭巾とおべべに着替えられ、座像にはふかふかの座布団が敷かれて、そのお顔は心なしか安息の面もちが窺えるようでした。

また、ご近所にお住まいの湯浅秀和さんは黒御影石の立派な拝み石を寄贈してくださいました。

今回のお堂の企画・設計・施工を1人で担当した小野田さんは、「これで丸端台地のお地蔵さん4体はいずれも然るべきお堂に納まり、心安らかに子どもたちや住民の安寧を守ってくださることでしょう」「材料費は大師堂と地蔵堂のお賽銭を充てさせていただきました。お堂は、皆さんのお心の結晶です」と話していました。

(2020年5月現在)

(文:湯浅K・写真:小野田)

カテゴリー:ニューストピックス

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