木曜会の平成30年度第1回介護予防教室

投稿日:2018年6月16日

梅雨空が一休みの6月14日(木)午後1時から、出村公会堂において海吉出村いきいきサロン木曜会主催の「平成30年度第1回介護予防教室」が開催されました。
今回は海吉ダイヤモンドクラブとの共催ということで40人余りが参加しました。

三島会長の開会の挨拶に続いて、RSK(山陽放送テレビ)が昨年末放映した在宅医療の現状を紹介した「最後まで自分らしく・・・伝えようあなたの思い」というDVD(終末期を迎えた患者が自宅治療を希望し、その要望をかなえるため医師・訪問看護師・ケアマネ・薬剤師等がネットワークを組んで患者を支えていくというもの)が上映され、実現には幾多の問題があるということを視聴を通じて知ることができ、在宅医療のご苦労を垣間見ることができました。

開会の挨拶をする三島会長

山陽放送作成のDVD鑑賞

続いて、講師にお招きした総社市で藤井クリニックを開業している藤井基弘院長から「最後まで自分らしく・・・伝えようあなたの思い」「高齢者が安心して暮らせる医療モデルを目指して」と題する講演があり、藤井先生は訪問看護の事例を紹介しながら、医師として「終末期を迎えた十人十色の患者さんをいかにして差し上げるのがいいのか」など訪問診療の難しさを話された後、「人はいつか終末期を迎えることになる。その時どうして欲しいのか明確な意思表示を、元気な時から家族の中で話し合っておくことが必要」ということでした。

講演をされる藤井先生

熱心に聴講する会員の皆さん

質疑応答では、

  • 「岡山市内にも訪問医療専門医が出来ている」
  • (また、ガンにかからないための方策は?という質問には)「笑うことにより免疫力が高まり予防になる。家庭では明るく楽しい生活をすることに心がけましょう」
  • 「さらに医療機関による検診を受け、早期発見に努めることが大切です」

とのお話でした。

参加者には身近なテーマだけに一同終始真剣に視聴し、有意義な時間を過ごすことができました。

(文・写真:湯浅T)

カテゴリー:ニューストピックス

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