海吉ダイヤモンドクラブ総会と演芸会

投稿日:2015年4月22日

4月19日、出村町内会の老人クラブ「海吉ダイヤモンドクラブ」(中村清司会長)では、午前10時30分から出村公会堂で41名の出席を得て定期総会を開きました。

総会で開会挨拶をする中村会長

 

傘寿の会員に対するお祝い金の進呈

開会に先立ち、富山交番の春名所長が「特殊詐欺と交通安全にご注意を!」と講演し、次いで中村会長が「地域創生・地方(チホウ)の時代が声高に叫ばれているが、われわれにとっても気を付けたい「痴呆(チホウ)=認知症の時代」を迎えている。家に閉じこもらず活動することも認知症回避の良策だが、お互いに「ジコチュウ」(自己中心的な考えや行動)を戒め、協調の心を大切にして高齢社会を生きて行きましょう」と挨拶、物故者に黙祷を捧げた後、総会の議事に移りました。

新入会員の紹介、平成26年度の事業経過、決算・監査報告に続き、平成27年度事業計画及び予算案が上程され、いずれも満場一致で可決~承認されて、総会は整斉円滑に終了しました。

出席者全員で会食し、午後からは「郷土芸能とちくわ笛を楽しむ会」の開演です。

最初は、三谷夕子さんによる「南京玉すだれ」です。軽妙でリズミカルな口上に乗せて、1枚の玉すだれで次々につりざお、鯛、鶴、冠、鳥居などの造形を演出し、場内から盛んな拍手が送られていました。

はい、桜の枝にみごとな花が咲きました!

今度は、同人による「皿回し」の妙技です。直径20センチ余りのカラフルなお皿を、棒や傘、はたまた扇の上で回し、客席では「橋渡し」の妙技を参加者全員で体験させるなど、観客参加型の体験イベントとなりました。

一度に6つの皿回し

 

観客も楽しんだお皿の橋渡し

続いては「腹話術」です。「あきちゃん」という名の女の子を抱いて再登場した三谷さんはお母さん役で、巧みな人形さばきとトークで会場を笑いの渦に・・・。
あきちゃんは「皆の前でお話するのが恥ずかしい」と言い、お母さんが「お客さんをカボチャだと思えば恥ずかしくないよ」と教えると、あきちゃんすかさず「あまり新しいカボチャはおらんなぁ」!!

腹話術の夕子ママとあきちゃん

次の舞台は、古家つる代さんの踊り「おてもやん」です。おたふくのお面で登場した古家さん、やがてお面を外してもその顔は、みごとに作られたやっぱりおてもやん!!

ユーモラスな熊本民謡に乗せて踊るおてもやんに、会場は大いに盛り上がりました。

熱演する古家つる代おてもやん

トリは、民謡とちくわ笛の名手、ご存知住宅正人(すみたく まさと)さんの登場です。
大や小の市販のちくわを取り出し、その端をかじり取ればたちまち笛になってしまい、軽妙なトークと共に童謡から民謡・演歌までをみごとに演奏する技と芸に、会場は笑いと感動の渦と化していました。

ちくわ笛で♪川の流れのように♪を吹奏する住宅さん

 

民謡の数々を披露する名調子の住宅さん

かくして終演を迎え、参加者一同は今年度も楽しく有意義な老人会活動を密かに心に誓いながら、三々五々家路につきました。

(文・写真:小野田)

カテゴリー:ニューストピックス

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