海抜表示シートの取り付け

投稿日:2014年4月24日

岡山市(危機管理課)では、東日本大震災を踏まえた津波対策として、市南部を中心に海抜表示シート(平たい壁や塀にはプレート)を3年間で約1600箇所に設けることとなり、富山学区でも3月から4月にかけて平地の住宅地域を重点に49箇所に取付けを終えました。

市に取付け作業を一任する学区・地区もあるようですが、富山学区の場合は「津波と防災に対する認識を確たるものとする」ため、各町内会長がみずから取り付けて回ってくださいました。

海吉出村町内会地内には全部で6箇所(すべて電柱)取り付けてあり、その場所は学区電子町内会として近々「岡山市地図情報」に掲載することにしています。

海抜表示シート(プレート)には「ここの地盤は海抜1.2m」などと書かれていますが、海抜とは「東京湾の年間の平均水位」だそうです。

学区内の他の地域では、海抜0.5mという場所も2,3あるようです。

岡山市作成の津波ハザードマップ(H25年8月)をみる限りでは、富山学区の大部分の地域の浸水想定は0m(海吉福吉の一部が0.3m~1.0m)ですが、洪水ハザードマップ(H25年8月)によれば富山学区全域が1.0~2.0m、海吉地区では2.0~5.0mとなっており決して油断はできません。

(文・写真:小野田)

カテゴリー:出村スポット

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