和田淳氏に国土交通大臣感謝状

投稿日:2010年11月18日

11月17日午前10時から、国土交通大臣感謝状の贈呈(伝達)式が行われました。

感謝状の贈呈を受けたのは海吉出村町内会サニー組の和田 淳(わだ あつし)さん(87歳)です。

贈呈式は、平素和田さんが活動する場所で・・・ということから、小春日和の温かい陽ざしの中川橋下の百間川河川敷公園において行われ、和田さんの服装も「ごみ拾いのいつもの恰好で」とのことでラフな服装での出席でした。

和田さんは、平成2年会社の定年を機に百間川河畔を散策したとき、あまりにもごみや投棄物の多さに慨嘆~一念発起し、以来実に20余年の長きにわたり、どの団体に属するでなく、ひとり黙々とごみを拾い分別処理し、都市公園等の整備・保全・美化運動献身的に尽力されると共に、その行為は地域住民の環境美化に関する意識の啓発にも寄与したとして、先に行われた平成22年度全国都市緑化月間に当たって国土交通大臣から感謝状が贈られたものです。

感謝状は、西澤岡山河川事務所長から記念品と共に和田さんご自身に手渡され、お祝いに駆けつけた町内会の隣人やいきいきサロンの大勢の仲間たちから温かい祝福の拍手が添えられていました。

和田さんの「芝生の上で若い親子連れなどがお弁当でも広げようかというときに犬の糞があると、“きっといやな思いをするだろうナ”と思うとつい火箸で拾ってしまう」との話を聞くにつけ、ボランティア活動に臨む和田さんの“美”意識の底流に、ふと“愛”のそよぎを見る思いでした。

(写真:津田・百間川出張所、文:小野田)

 

富山学区のホームページに関連記事が紹介されていますので、ご覧ください。

富山学区のホームページ(別ウィンドウが開きます)

カテゴリー:ニューストピックス

SNS
検索
ページトップ