改装なった富山橋(とみやまばし)

投稿日:2005年8月18日

平成16年度に着手した富山橋の架け替え工事が、8月11日にひとまず竣工した。ひとまず・・・というのは、橋梁の本体工事は終わったが迂回路の撤去工事が残っているからだが、とにもかくにも県道岡山~牛窓線の富山橋付近は直線状の道路に復旧した。

この橋の架け替えの目的は、(以前にもこのコーナーでも触れたが)倉安川の河積(流断面積)の確保にあり、できあがった富山橋は川底から橋の下縁までが2m85cmとなっていて、たしかに「増水時に橋が水流を阻害する」という問題点は解消された。

それだけに県道の道路面は橋の中央付近で前よりも約70cm高くなっていて、遠方からみると“小山”状を呈しており、ここを100キロ以上の猛スピードですっ飛ばすバカ者がいたりすると、間違いなく車は飛行機のように滑空するだろう。

来春までには迂回路の撤去及び迂回路だった部分の護岸改修工事が完了し、一連の富山橋改修工事が終わることになっている。

(写真・文:小野田)

カテゴリー:出村スポット

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