海吉出村町内会

県道の「海吉」信号の南方約３００メートルのところに、以前”サンフードセンター”というスーパーがありました。

現場は、そのすぐ南の市道脇です。高いコンクリート製の電柱には電線や電話ケーブルが鈴生り（？）に架かっていて、ちょうど道がカーブしていることもあって、コン柱上部は東方向へ傾き加減になっています。

だかたこそ突っかい棒＝支柱が設けてあるのですが、その根元部分は一部護岸にめり込むかたちで用水の中に立てられています。

悪いことにこれが木柱で、肝心の根元部分はいつも水に浸かっており、夏期に冠水する部分は半分ぐらい腐っていて、ごらんのようにセリが宿生しています。

実は、この「危ないですよ」という情報は、近くにお住まいの電子町内会のＭさんにより、会員ページへの書き込みによってもたらされました。

この支柱がズッコケたらエライことになります。さっそく、電子町内会の役員をはじめ、町内会の防犯安全部長も加わって中国電力にこの状態を知らせると共に善処方を要望しました。

中電の担当者もとんできて、「よくぞ教えてくれました。早速、木製の支柱を撤去し、主柱への負荷を軽減するために、橋の北にもう１本コン柱を建てる工事をします」とのことでした。

プロも目こぼししていた危険箇所の盲点・・・、防犯安全部長も、「いやぁ、よく通る道なのにそこまでは目が行かなかった。事故になる前に処置できてよかった。Ｍさんと電子町内会に感謝・感謝」と恐縮していました。

この件、ホームページに書き込みがあったのが４月２日の夜中の０時すぎ、夜が明けて通報をうけた中国電力が現地を確認にきたのが１０時１０分、「コン柱を増植」」との決心が示されたのが１０時１５分・・・という早業でした。工事はGW前後のころに行われるそうです。

以上、電子町内会の面目躍如の一件でした。

（写真、文：小野田）

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