室山 満願寺 慈眼院 昔ばなし お殿様よりお手紙
投稿日:2025年6月25日
平成3(1991)年、大木の倒壊事故をさけるための伐採、建物の建て替えが行われました。その時に、たくさんの物を片付けることになりました。
当時は、燃えるものは火の中にくべて焼いていました。
それを見ていた檀家さんが、「このふすまを燃やすのはもったいない、もらっても良いか?」と尋ね持って帰りました。
平成4(1992)年、満願寺慈眼院の新しい住職として長井住職が来られました。
檀家さんのお宅で法事があったとき、「片付けのときに持って帰ったふすまから、和紙に文字が書いてあるものがたくさん挟まっていた」と話題になりました。
よく見ると名簿らしきものや、よく分からない漢字がたくさん書いてあるものがありました。
学芸員の先生に、「何を書いてあるのかが分からない和紙が出てきた」と、鑑定をお願いしました。
ふすまの中から出てきたくさんの和紙の中には、なんと殿様からのご褒美のお手紙があったのです。
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長井住職さまに、ご協力いただきました。
古都学区連合町内会




