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ニューストピックス(2016年12月11日)

倉安川の清掃活動

小春日和の12月11日(日)午前、富山の自然を楽しむ会・富山公民館共催による恒例の「倉安川の清掃活動」が行われました。

指示を聞く中学生ボランティア 富山の自然を楽しむ会の「倉安川をきれいにしよう!」の呼びかけに富山中学校江口校長先生と生徒ボランテァ9名(男子5名・女子4名)、中学校PTA5名、小学生児童2名(1年生・3年生女子1名)、小学校PTA1名、婦人会5名、愛育委員会3名、民生委員児童委員2名、エコクラブ1名、海吉中村町内会1名、富山の自然を楽しむ会8名と公民館職員1名の計39名が午前9時30分に富山公民館に集まりました。

富山の自然を楽しむ会の實村代表から過去の収集実績をグラフにして「だんだんごみ量は減ってきています。生き物の棲みやすい環境にしたい」と、最近話題になっている「マイクロプラスチック(MP)」についての説明がありました。

収集した可燃ごみに含まれるプラスチック類の量を把握したいので、今回からはプラスチック系のごみとその他の可燃物は分けて収集すること、収集したごみは各自公民館に持ち帰ることなど作業指示を受け、参加者たちは小学校近くの信号機を境に東西に別れて清掃作業を始めました(東は富山橋東約70m先まで、西はおかやま信金南の橋まで)。

用水路(駐輪場東)のごみ
用水路(駐輪場東)のごみ
富山橋付近のごみ
富山橋付近のごみ
倉益用水分岐点のごみ
倉益用水分岐点のごみ
円山橋付近のごみ
円山橋付近のごみ

中学生の男子生徒は腰まである長靴を履いて川の中に入りバケツにごみを拾い、女子生徒がそのバケツを上から回収するなど手際のよい作業をしました。

ごみを拾うため川に入る中学生ボランティア
ごみを拾うため川に入る中学生ボランティア
ごみを探して川の中を進む
ごみを探して川の中を進む
大きなごみを回収
大きなごみを回収
小さなごみも回収
小さなごみも回収

11時半頃には収集したごみ袋が持ち帰られ、スタッフが収集したごみを不燃物及び可燃物、さらに可燃物をプラスチック類と一般の可燃物に分別して計量しました。結果は次のとおりです。

回収したごみの山
回収したごみの山
 今回の回収量昨年の回収量
可燃物プラスチックを除く63.2Kg30.9Kg
プラスチック30.5Kg
不燃ごみ 23.5Kg9.8kg
117.2Kg40.7kg
粗大ごみ7.0kg

今回の清掃結果で回収量が増えているのは、支流の倉益用水路のごみが含まれていることに加え、写真でお分かりのように一部の心ない人たちによる不法・不当に投棄されたごみが多量にあったことがあげられます。「富山学区のシンボル」として、いつまでもきれいな川であるように気を付けたいものです。

<付記>

  1. 公民館北の柳を剪定した。
  2. 富山幼稚園の用水路脇の栴檀も剪定した。

(文・写真:吉田)

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