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ニューストピックス(2016年11月20日)

第18回 富山ふれあいウォーキング

参加者の受付 11月20日(日)鉛色の空の下、富山ふれあいウォーキング実行委員会主催(富山学区連合町内会ほか13団体が協賛、富山学区地域協働協議会後援)の「第18回 富山ふれあいウォーキング」が行われました。

参加者は282名(子ども61名・中学生16名・車椅子関係者6名・一般の人199名・学区外「中区倉益、今谷、東区西大寺中野など」からも10名)の参加がありました。富山公民館を起点に3コース(はつらつコース・8km、ふれあいコース・6km、のんびりコース・4km)をそれぞれ16班に分かれて、晩秋の操山丘陵を越えて操山公園里山センターまでの往復コースを一人の脱落者もださずに元気よく歩きました。

出発前、公民館駐車場に参加者が集合、丸山実行委員長から「雨上がりの後です。落ち葉が滑りやすくなっています。また、木の根などにつまずいて転ばないように注意して歩きましょう」などと出発前の挨拶と諸注意がありました。その後、体と手足を軽く動かす柔軟体操をして各コースに分かれて目的地に向かいました。

丸山委員長の挨拶と諸注意出発前の柔軟体操

最初に9時00分に『はつらつコース』(8km)80名、次に9時20分に『ふれあいコース』(6km)62名、最後、9時50分に『のんびりコース』(4km)66名が出発しました。(筆者は『はつらつコース』の一員として同行取材しました)

この他に参加者は、富山学区“健康市民おかやま21”推進会(12名)、富山親子クラブ・なかよし会(7名)や富山学区栄養改善協議会(14名)、元気の出る会(33名)、公民館(3名)が参加しました。

富山公民館を出発

ウォーキングは、各班を実行委員会の皆さんの指導で中学生ボランティアが先導する格好で行われました。参加者は、色付いたハデやモミジなどの紅葉を楽しみながら木立の中を里山センターに向かいました。

里山センターを目指して

紅葉したハデ
紅葉したハデ
紅葉したモミジ
紅葉したモミジ

八畳岩古墳で休憩 途中、八畳岩古墳や旗振台古墳で持ってきたペットボトルや水筒のお茶を飲みながら小休止をしました。

眼下に広がる操山南麓の富山の街並みと田園風景、さらにその向こうに広がる児島湾の眺望を楽しみにしていましたが、初老の男性から「いつもここから眺める景色はいいのに今日はあいにく天気も悪く素晴らしい景色を望むことは出来ず残念でした。でも心地よい汗をかき満足しています」と言って、眼下に広がった富山の市街地をデジタルカメラで撮影する姿が印象的でした。

道沿いに咲いた椿
道沿いに咲いた椿
熟れた柿
熟れた柿
旗振台古墳から操山南麓を望む
旗振台古墳から操山南麓を望む
旗振台古墳で休憩
旗振台古墳で休憩

急な山道を少し下ると視界が開け、目的地の里山センターに到着しました。参加者は、思いおもいに背中のリュックサックや水筒などを降ろし、芝生に腰を下ろして他のグループの到着を待ちました。

挨拶する丸山実行委員長 3コースに分かれてウォークした全員が到着したところで、鼻岡富山中学校PTA会長の司会で催し物が行われ、最初に丸山実行委員長が「昨日までの雨もやみ晴天に恵まれなかったもののまずまずの天気で楽しいふれあいウォーキングとなりました。皆で楽しみましょう」と挨拶しました。

「富山はつらつふれあいウオーク」ののぼり旗

里山センターふれあい広場のステージでは、富山学区“健康市民おかやま21”推進会による高齢者対象の健康体操や、富山親子クラブ・なかよし会による「じゃんけん列車」を参加者全員で楽しみました。

健康市民おかやま21による健康体操

ジャンケン列車の様子ジャンケンゲームの賞品を受け取る3人

トン汁の匂いが会場を漂い始めたころ、待ちに待った昼食の時間となりました。広場中央のファイヤーサークルには、栄養改善協議会の皆さんが、大釜を三箇所に据え付け、豚汁(豚肉のほか、白菜、大根、里芋、油揚げ、ちくわ、ゴボウ、ニンジン、コンニャクなどの具沢山)を作ってくれました。

中村栄養改善協議会会長と栄養改善協議会の皆さん 栄養改善協議会の皆さんは、19日(土)の朝から公民館近くのスーパーに豚汁の材料を買い出しに出かけ、午後、公民館の料理講習室で大根や白菜などを切り刻むなどの下ごしらえを夕方までしました。また、当日は早朝から大釜や柄杓などの調理器具や食材、調味料などを会場に運ぶなどして豚汁の準備をしました。

昨日から手間をかけて調理した豚汁が次々と参加者に振る舞われ、各自が持参したおわんやプラスチック容器にいっぱい入れてもらい、思い思いの場所に座って温かい豚汁に舌鼓を打ちながら、しばし至福のひと時を過ごしました。

豚汁を食べるのに並んだ参加者豚汁を食べる参加者

会場では、中学生ボランティアがトレーで元気の出る会に皆さんに豚汁を運ぶ姿があちらこちらで見られました。

完食し無くなった豚汁 参加者した人の多くは、気温の上昇で額に汗をにじませながら食事をするなど、小春日和を思わせる空の下で暖かなひと時を過ごしました。

多めに用意していた豚汁も2杯、3杯とお代わりをする人が後をたたず、すぐに無くなってしまいました。手間暇をかけて調理をしていただいた栄養改善協議会の皆さんご苦労様でした。とても美味しく腹いっぱいいただきました。

学区外の参加者に感想を聞くと、「天気が今一つでしたが、操山の自然の素晴らしさを知りました。紅葉がとてもきれいでした」と笑顔で答えてくれました。また、毎回参加している人からは「今回3回目の参加です。雨が降らなかったので良かったです。豚汁も美味しくいただきました。次回も参加したいと思います」などの声。

昼食後、「ふるさとクイズ」がありました。問題は「鳥の名前で呼ばれている植物の名前」、「烏の名前と鳴き声」についてのものでした。小学生が次々と正解し賞品を受け取っていました。

皆で「静かな湖畔」「ドラえもんの歌」「ふるさと」を合唱しました。

ふるさとクイズの様子皆で合唱

最後に友信公民館長が閉会の挨拶をして、午後1時15分過ぎ里山センターを後にしました。

友信公民館長の閉会挨拶

アンケート用紙に感想を書き込む参加者 今回の参加者で最年少は3歳の女の子、最年長は80歳の男性でした。

公民館に帰ったあと「アンケート」用紙に思い思いに感想を書き込み、中学生以下には駄菓子、それ以外の参加者にはチューリップの球根が手渡されました。参加者は楽しかったレクリエーションの思い出を話しながらそれぞれ家路に着きました。

(文・写真:長畑)

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