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ニューストピックス(2013年5月24日)

介護予防をテーマに健康づくり教室開催

「なぜ介護予防が必要か」をテーマにした「健康づくり教室」が5月24日、富山公民館で開かれました。

この催しは富山学区健康市民おかやま21推進会、岡山市ふれあい介護予防センター、富山公民館など5団体による共催事業で、今回を1回目に平成25年度中に7回継続して開かれるものです。

開会挨拶をする21推進岡本会長 初回となるこの日は、地域の高齢者を中心に男性3人、女性23人が受講に参加。一方指導する側としては、岡山市ふれあい介護予防センターから保健士、作業療法士など4人、それに中区地域包括支援センターから1人の専門スタッフが出席しました。

まず「21推進会」の参加メンバーを代表して会長の岡本修行さんが開会のスピーチに立ち、毎日のウオーキングなど日頃続けている自らの健康づくりについて話しました。

つづいて岡山市ふれあい介護予防センターの健康運動指導士安保真一(あぼしんいち)さんがメイン講師として、「介護保険料の実態と今後の値上げの予測」、「ふれあい介護予防センターの役割」などについて講演。ひきつづき高齢者の健康づくりに役立つストレッチ体操の実践指導を行いました。実践指導では、20種類に及ぶストレッチ体操で介護状態にならないためのコツを細かく伝授。熱っぽく語り、身をもって実践しながら指導する安保講師に従って会場の出席者全員が椅子に坐ったまま、首をひねり、両手を伸ばし、体を折り曲げ大奮闘です。

ストレッチの実践指導をする健康運動指導士の安保氏ストレッチを実践する受講者ストレッチを実践する受講者指導者と受講者

最後はストレッチ体操のおかげで柔らかくなった体の柔軟性を測定し、その結果の良し悪しにそれぞれ一喜一憂。

ストレッチ後に柔軟性を測定する受講者

参加者全員この日の会場での実践にとどまらず、来月の2回目の講座まで毎日自宅でストレッチ体操の実践記録を記入するよう指導され、介護状態を自らの努力で防止しようと誓いを新たにして会場を後にしました。

なお来月28日には2回目の「健康づくり教室」が開かれ、「介護予防に有効なストレッチ体操」、「口腔体操」、「筋力トレーニング」の実践指導が予定されています。

(文・写真:松田)

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