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ニューストピックス(2010年12月23日)

湊茶臼山古墳発掘調査現地説明会

茶臼山古墳の山頂付近(前方に見える盛り土が墳頂部の発掘現場) 富山学区の最西南部に標高109メートルの小高い丘があり、その山裾には操陽南山町内会(169世帯)の家並が広がっていて、その山頂部に大型の前方後円墳「湊茶臼山古墳」があります。

岡山市教育委員会はその全容と謎を解くため、この度第3次の学術調査(2008年度から4年計画)をしていますが、「主(あるじ)埋葬の痕跡なし」との一応の成果がでたのを機に現地説明会が開かれることになりました。

12月23日、13時30分からの一般向けの説明会に先立ち午前10時から地元町内会への説明会が行われ、電子町内会はその様子を取材しました。

説明役は岡山市教育委員会の安川満副主査で、地元の操陽南山町内会からは約30人の住民が参加して、安川氏の語る古代の謎に迫る男のロマンに興味津々の面持ちで聞き入っていました。

参加者の一人(60歳代、女性)は、「ここでの説明会には毎会参加していて、これで三度目です。周辺の著名な古墳はみんな他の学区内にあり、富山にある最大の古墳がこの茶臼山古墳なので、壮大で夢のある発掘成果を期待していたのですが・・・、残念です」と話していました。

墳頂部での説明を聞く参加者
墳頂部での説明を聞く参加者
(石室も石棺も副葬品も出なかったという)
墳頂部からの斜面の一部を調査発掘した跡
墳頂部からの斜面の一部を調査発掘した跡
(埋設墳墓にはあるはずの葺石も埴輪もなかったという)

今回の調査では、墳頂部のほか墳丘の斜面のあちこちが(壇上遺構などの形状や規模を解明するために)発掘されていますが、いずれこれらは埋め戻され、山頂にはなにぶんの碑的なものが建立されて今回の成果を後世に伝えることになるようです。

電子町内会では、今回の調査終了(2011年度末予定)を待って、「とみやま点描」に「湊茶臼山古墳」のページを設けたいと思っています。

(文:小野田、写真:薄)

富山地区青少年育成協議会の冬季補導活動

12月23日午後4時30分から、富山地区青少年育成協議会(巡回保導・環境浄化部)の計画による冬季補導活動が行われました。

富山小学校の玄関前に集まったのは、育成協の佐々木会長以下の役員、学校・園の教職員やPTA役員、町内会長、民生児童委員、愛育委員等の各種団体の構成員など31名で、事前ミーティング〜班編成の後それぞれの持ち場へ向けて出発しました。

ミーティングを終え、補導に出発する育成協の面々補導のために店舗内に向かう育成協のメンバー

約1時間後に再び小学校へ帰着して反省会に移行、各班ごとに特異事項や所感を発表し合いましたが、これという問題点はなかったようです。

最後に加藤健全育成部長が総評と礼辞を述べ、5時40分に散会しました。

冬休みも近く、学校・地域・家庭、それに関係事業所が連携して、非行や事件・事故のない年末年始にしたいものです。

(文:小野田、写真:小野田・太田)

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