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ニューストピックス(2009年3月23日)

倉安川の学習会

3月23日(月)午前10時から正午まで、富山公民館において「倉安川の歴史的価値と水質改善に関する学習会」が開かれました。

講演する名合氏 この催しは、岡山商工会議所からの事業依頼をうけ、富山公民館と“富山の自然を楽しむ会”の肝いりで実現したもので、講師に岡山大学名誉教授の名合宏之(なごう ひろし)先生をお迎えし、地元からは富山公民館、連合町内会の会長・副会長、農業水利関係者、それに国土交通省岡山河川事務所、岡山市河川港湾課、岡山商工会議所の担当者等23名による勉強会でした。

初めに、名合先生から倉安川の歴史的経過や価値観及び現状についてパワーポイントの画像を交えながらの基調講演があり、次いで参加者を交えて「いかにして倉安川をきれいにするか」が熱心に話し合われました。

話の内容は前回の会同(3月6日:本HPのニューストピックス「祇園用水探訪」参照)時と大同小異で、期せずして次の方向へと収斂されました。

  • 旭川からの新用水ルートでの通水が十分に機能していない現状に鑑み、祇園用水から(平井の底樋経由で)倉安川への通水を図ることが唯一・至上の方策
  • 岡山市(農業施設課)の音頭取り宜しきを得て、「結集した学区の意思」として関係方面に働きかけ、要すれば実証実験を通じた可能性の検証

最初に声を上げた“富山の自然を楽しむ会”の「倉安川の浄化」の雄叫びは日増しに確実に増幅しており、「ウォーターフロントの街、富山学区」の実現に向けた確かな胎動を感じる勉強会でした。

(文・写真:小野田)

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