トップページ > ニューストピックス > ニューストピックス(2008年10月29日)

ニューストピックス(2008年10月29日)

地域安全マップ作り

10月29日、平成20年度の「地域安全マップ作り」が行われました。

オリエンテーション 参加したのは、富山小学校3年の児童132人と担任の先生3人、それにとみやまの安全を守る会から講習履修者が3人、PTAからボランティアの保護者のみなさんが38人の総勢176人の大デレゲーションで、これが15班に分かれ、午前9時前に小学校近隣の住宅街へと繰り出しました。

「地域安全マップ作り」というのは、犯罪者が好むといわれる「入りやすく、見えにくい」場所を子どもたち自身の目線で探して歩き、それをマップ(地図)にまとめる間に、「犯罪が起きるかもしれない場所」を見極める能力を養う・・・、そして、そのような場所には近づかないようにしよう・・・というものです。


子どもたちは、あらかじめ学校の授業で習ったことを胸に、与えられたフィールド内の住宅地や裏小路をキーワードを念頭に足で探索し、熱心にメモにとったり土地の人にインタビューしたりしながら学校へ持ち帰りました。

出発準備フィールドワーク

10時50分から全員が体育館に集まり、フィールドごと15個班に分かれて見て来たことを地図上に記録して「ここは危険、ここは安心」などと話し合い、先生や同行した保護者の助言も得ながら地図を作り上げて行きます。

地図づくり

最終段階は3個グループに分かれての発表会で、半日の成果を順番に話し継ぐと、同級生の間から期せずして拍手が湧き起こっていました。

発表会


学校・保護者・地域ボランティア、そしてフィールドワークの場となった各町内会の協力もあわせ考えると、一つの「学校と地域協働による事業」が無事終わったと言えます。

今日の勉強が些かでも役に立って、子どもたちが犯罪に遭うことなく、すくすくと成長してくれることを願っています。

(文・写真:小野田)

↑このページの最上部へ

ニューストピックス