本文
ニューストピックス(2008年10月13日)
よい子たちの稲刈りとカレー作り体験
さわやかな秋晴れの10月13日午前10時から、富山豊年踊り子ども教室実施委員会の主催により、海吉(福吉)の古家孝行さん一家のご協力を得て、同教室を中心に18人のよい子たちが参加して「稲刈り」と「カレー作り」の野外体験会が開かれました。
子どもたちは、まず鋸鎌の持ち方・使い方を教えてもらい、順番に田んぼに入って生まれて初めての稲刈りに挑戦しました。
最初は思うようにいかなかった稲刈りも、順番が3巡するころには外野席から「うまいぞ!」と声がかかるほどに上達し、3年生の女の子からは「お米作りには八十八もの手間がかかると聞いたけど、その大変さがわかりました」との声も聞かれました。
続いて、機械(コンバイン)での稲刈りの見学と体験です。
古家さんの大サービスでコンバインの運転席に乗せてもらって稲がどんどん刈り取られ、籾(もみ)が収穫されていく様子を間近にみた子どもたちの顔は、驚きと喜びに輝いていました。
お昼前には、子どもたち自身によるカレーライスづくりです。
指導員やお母さんの手ほどきをうけながら、じゃがいもの皮をむき、玉ねぎや人参をきざみ終わるころには、炒めたお肉のいい匂いが漂ってきます。
向かいの広場では、古家さんが昔ながらにかまどで火を炊き、お釜でのご飯炊きをしていて、男の子が興味深そうに見入っていました。
最後に田んぼにシートを敷き、みんなで昼食会です。
「おいしい」「おコゲをはじめて食べた」などと、自分たちがつくったカレーライスに舌鼓をうちながら、秋の陽をいっぱい浴びて楽しいひと時を過ごし、子どもも大人も大自然のなかでの得がたい経験と思い出を胸に家路につきました。
(文・写真:小野田)