本文
ニューストピックス(2008年10月3日)
福泊町内会のだんじり巡行
福泊町内会は氏子が二つの神社(石高神社と吉備津岡辛木神社)に分かれており、それぞれの祭礼に合わせてだんじり巡行を行っています。
だんじりを曳くのは、石高神社は毎年10月の3日・4日、吉備津岡辛木神社は10月最初の土・日ですが、この写真は10月3日に石高神社まで巡行したときのものです。
福泊には古来より二つのだんじりがあって、どちらも明治初年ごろの作と思われ、年代ものの文化財であることは確かです。
この二つのだんじりそれぞれを、町内に住む子どもたちが20数人ずつに分かれて曳き、紅ちょうちんの灯りと備前太鼓唄の織りなすお祭りファンタジーに浸りながら、大人たちに見守られて県道をわたって石高神社のふもとまで練り歩くのです。
石高神社での休憩の30分間に、子どもたちは石段を駆け上って屋台村を楽しみ、再び町内へとだんじりを曳いて戻るころには、祭りの夜も段々と更けて行くのでした。
(シリーズで、来年は別の町内を紹介します)
【関連ページ】 ニューストピックス(2007年10月6日,7日)《出村》
ニューストピックス(2009年10月2〜4日)《本村・中村》
(話:笠原、文:小野田、写真:薄)