【賞田Hotトピックス】 NO.98 戻る
冬の龍ノ口山で出会ったもの
【平成16年1月19日(月)】 関連ページ 龍ノ口山のナナカマド 龍ノ口山のキノコ 龍ノ口山のヤマモモ 龍ノ口山でアカネズミ
編集委員の森本章男さんから龍ノ口山の「冬の龍ノ口山で出会ったもの」の報告がありましたので、ご紹介します。
【森本さんより(原文のまま)】
キノコは、ふもとの柳の木に生えていたもので、ヒラタケです。
同じ木にここ数年続けて冬に生えています。
種類は一般に販売されているものと同じです。
でも野生のヒラタケは特に香りが良いように感じます。
撮影した後は家に持ち帰り、味噌汁に入れて美味しくいただきました
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賞田からの登山道沿いにカナメモチがたわわに実をつけています。
カナメモチは「アカメモチ」とも呼ばれ、名前のとおり新芽が透明感のある赤色をしてよく目立ちます。
冬にはきれいな赤い実をたくさんつけます。
この日は、メジロが群れでやってきて実をついばんでいました。
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同じ赤い実で、この時期に目立つものとして、ナナミノキがあります。
カナメモチに比べると、大きな木になり、これも輝くような実をたくさんつけます。この木も県南の山に多く、赤い実はヒヨドリやツグミなど鳥たちの好物です。
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南展望台に向かう尾根道にコナラの林があります。
コナラは龍ノ口山に最も多い樹木の一つで、ドングリの木です。
新緑は黄緑色に輝き、秋には赤茶色に美しく紅葉します。
今は葉を落として、一切の無駄を省いて、北風の中に敢然と立っています。
青空をバックに雄大に枝を広げた力強い姿に感動して、写真に撮りました。
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