Shouda Hot Topics【賞田Hotトピックス】 NO.98   戻る

冬の龍ノ口山で出会ったもの

【平成16年1月19日(月)】  関連ページ 龍ノ口山のナナカマド  龍ノ口山のキノコ 龍ノ口山のヤマモモ 龍ノ口山でアカネズミ

編集委員の森本章男さんから龍ノ口山の「冬の龍ノ口山で出会ったもの」の報告がありましたので、ご紹介します。

【森本さんより(原文のまま)】

先日1月12日、龍ノ口山を歩きました。そのとき見つけたものの写真と感想をお送りします。よろしかったら、参考にごらんください。
・1月25日(日)は午前10時からグリーンシャワー公園で、高島・旭竜エコミュージアム主催の「冬の生き物ウォッチング」の会があります。(申し込みは高島公民館へ (086-275-1341 又はtakashimakouminkan@city.okayama.okayama.jp
 山の生き物たちは厳しい冬を、静かに、でもたくましく生き抜いています。みなさんも木漏れ日が優しい冬の雑木林を訪ねて見ませんか。
キノコは、ふもとの柳の木に生えていたもので、ヒラタケです。
同じ木にここ数年続けて冬に生えています。
種類は一般に販売されているものと同じです。
でも野生のヒラタケは特に香りが良いように感じます。
撮影した後は家に持ち帰り、味噌汁に入れて美味しくいただきました
賞田からの登山道沿いにカナメモチがたわわに実をつけています。
カナメモチは「アカメモチ」とも呼ばれ、名前のとおり新芽が透明感のある赤色をしてよく目立ちます。
冬にはきれいな赤い実をたくさんつけます。
この日は、メジロが群れでやってきて実をついばんでいました。
同じ赤い実で、この時期に目立つものとして、ナナミノキがあります。
カナメモチに比べると、大きな木になり、これも輝くような実をたくさんつけます。この木も県南の山に多く、赤い実はヒヨドリやツグミなど鳥たちの好物です。
南展望台に向かう尾根道にコナラの林があります。
コナラは龍ノ口山に最も多い樹木の一つで、ドングリの木です。
新緑は黄緑色に輝き、秋には赤茶色に美しく紅葉します。
今は葉を落として、一切の無駄を省いて、北風の中に敢然と立っています。
 青空をバックに雄大に枝を広げた力強い姿に感動して、写真に撮りました。

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