Shouda Hot Topics【賞田Hotトピックス】 NO.91    戻る

龍ノ口山のナナカマド   

【平成15年12月13日(土)】    龍ノ口山関連リンク ヤマモモ キノコ いのしし アカネズミ 三角点測量 

龍ノ口山のナナカマドが紅葉しました。今年は夏の天候のせいか、実は赤くなりましたが、葉が思ったより紅葉しておりません。夏ごろからの一連の写真をご紹介します。

ナナカマド(バラ科ナナカマド属)
【英語名Rowan tree,又はMountain ash 学名Sorbus commixta】

生木は7回カマドに入れても燃えにくい、ということから名前がつけられたようですが、、それほどでもないということです。実と葉の鮮やかな紅葉は遠くからみてもすぐわかり、北国の原風景というほどおなじみです。
その美しい紅葉から、街路樹としても植栽されているようです。特に札幌の街路樹が有名で、札幌市内に約22万本ある街路樹の中でナナカマドは最も多い約3万3千本も植えられており、札幌では最もポピュラーな街路樹だそうです。また、近くでは岡山の吉備高原都市にもナナカマドの街路樹があるようです。
自然のものは、中国地方では大山あたりでも見られますが、北国の山ほどの群生は見られません。
龍ノ口山には、南展望台付近の尾根筋に数本群生しています。低山では珍しいのではないかと思います。昔から自生していたのか、誰かが植えたのかは不明です。
実は鮮やかな赤色ですが、葉は例年ほど鮮やかではありません、夏の気候のせいでしょうか(12月6日撮影)
そろそろ実が色づく(10月4日撮影) 実も葉もまだ緑(7月10日撮影)

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