Shouda Hot Topics【賞田Hotトピックス】 NO.49     戻る

龍ノ口山の三角点測量を見学しました

【平成15年7月18日(金)】

三角点は山の頂上などにあるのをよく見かけます。龍ノ口山頂上の山頂展望台の横には4等三角点があります。私もよく山に登って三角点をよく見かけますが、三角点は1等から4等まであるようです。全国では一等:969 二等:5,056 三等:32,770 四等:52,032箇所あります。そしてこれら三角点は測量のために設置されています。高い山が必ずしも等級が高いとは限らないようです。例えば富士山には二等三角点、剣岳には三角点がありません。

この三角点を基準にして今までは、見通しの距離を測量していたようですが見通せない遠い島の測量は、天体観測による方法などで測量していたようで、かなりの誤差がありました。最近のニュースでも出ていましたが、島嶼部でカーナビを使って車を走らせていると、車は道路上にあるのに、ナビの画面では海の上を走っているような現象がつい最近まであったようです。

国土地理院では、57の島をGPS(Global Positioning System)で再測量したところ、最大の誤差は硫黄島で793メートル、北大東島で642メートル、南大東島で560メートルもあったようです。カーナビは数メールの誤差で表示しますので、苦情が多く寄せられていたようです。

最近では人工衛星を使ったGPSで距離を測定しているので、極めて正確に測量できるようです。その測量現場を運よく見学できましたので詳しいことは判りませんが、写真のみでご紹介します。三角点で測量をしているのを見たのは初めてです。

三角点で測量の準備をする測量士の人達 測量機器の設置が終了
ポールの上の丸いものはGPS衛星の受信アンテナと測定する測量士の人達

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