< 第 17 回 >
岡山市
下牧下谷地区の 風土記
平成18年6月1日
記 :
西崎 國雄
写真をクリックすると、拡大表示します。もとに戻る時は、ブラウザの「戻る」をクリックして下さい。
1.
下 牧 下 谷 (しもまきしもたに)
「歴史とともに生活している町」下牧下谷は、下牧3町内の下流に位置する集落です。
現在の世帯数は37世帯で、次第に減少しております。
下 牧 下 谷 地 区
2.牧 山 駅
JR津山線の牧山駅は、牧山地域 6町と牟佐大久保への入り口です。
岡山市内にあるとはいえ、両側から500m級の山々が迫る 山深い雰囲気の無人駅です。
駅周辺では、昭和29年に 岡山市への編入記念に 青年団が植えた桜が、毎年 春を 楽しませてくれてます。
桜 満開の牧山駅
牧山駅は 岡山駅から11.4Kmの所にあり、所要時間は 約17分間です。 そして
1日の乗降客数は、およそ 150人です。
JR以外の交通では、駅前の車両の通行台数 (朝の通勤時) は、1時間当たり 上・下で 約400台です。
なお、牧山駅は 2面2線の構成となっています。
プラットホーム
3.祖 師 堂 と お か ん き
祖 師 堂
法華宗 菅能寺の信徒 (33軒) が、毎月12日 (日蓮上人御入滅会) と 24日 (日隆上人御入滅会) に参詣しています。
また、春・秋の彼岸と 盂蘭盆会にも参詣しています。
お か ん き の 様 子
町内を 3班として、奥さん方を中心に 「おかんき」を しています。
社交の場となり 良い人間関係づくり、そして 「しきたりや伝統」の継承が行われています。
4.こ が あ
1月15日頃には、家々を子供たちが 「こがあ」 と言って訪れます。
集まった金品で 食事会 (ごもく御飯 など) と 遊びで一日を過ごし、子供たち同志のコミュニケーションを深めています。 (子供会 : 10人)
【 古老 80歳の言葉 】
「わしらの子供のころから あった。 でも 『こがあ』の意味は分からん。」
<<<学区の皆様の 投稿をお待ちしています>>>
前の風土記へ
最初の風土記へ
次の風土記へ