みのり町は、牧石小学校の北に位置し、現在36戸で 結成されています。 結成は昭和48年で、以前は平瀬町内会に所属していましたが、家が増えたことにより、平瀬町内会から分かれ、新町内会を結成したわけです。 現在は 軽量鉄骨プレハブ建ての公会堂をもっていますが、結成当時は両備バスの中古(廃車寸前)バスを買い、公会堂として使用していました。 町内会結成の翌年(昭和49年4月14日)町内会会員相互の親睦をはかり、バスの公会堂内で、花見の会を 開催しました。
当町内会には「行場」で有名な、石鉄山蔵王大権現、畑石鉄神社があります。 この神社は、天正2年(1574年)岡山城主 宇喜多直家が起し 翌年に落成し御神体は金山寺に祭祀されました。 寛文5年 岡山城内 西の丸 石山に勧請され、藩士の信仰を集めていました。 しかし、寛文年間に時の藩主 池田綱政により再度金山に移されました。 その後、西方石鎚山の行場の再現として、現当町内の地に祭祀されております。 この山には、鎖行場3ケ所の他、垢離取り(こりとり)の「お滝行場」もあります。