第24回オレンジカフェ開催
投稿日:2019年10月30日
紅葉の気配が漂う10月28日(月)午前10時より、岡山市立富山中学校会議室にて 第24回『オレンジカフェ青春』が開催されました。
恒例の池田俊夫さんのハーモニカ伴奏で青い山脈の合唱の後、福森代表の開会の挨拶に続いて、30余名の参加者のもと勉強会が行われました。
第一部 ~正しく学び支え合いましょう~
◆ 高齢者が暮らしやすい地域とは?
講 師: グループホーム 「心のめ」(岡山市中区海吉)
統括 岸本優子さん、ケアマネージァ 野間宣子さん
副 題:「兵庫県西宮市の“つどいの場さくらちゃん”の活動からみえること」
〈講演内容要旨〉
★ “つどいの場”ってな~に?
一人では生きていけないのが“ひと”です。特に高齢者には、身近な家族、仕事で係る人、地域で係る人、地域の人たちのサポートが不可欠です。
そこで、本人、介護者、介護職、医療者、行政、社協、議員、大学福祉関係者、学生、地域活動者、子どもたち、子育てのママ・・・など、誰でもが集える〈場〉、しゃべれる〈場〉、泣ける〈場〉、笑える〈場〉、食べる〈場〉、情報を得られる〈場〉、学べる〈場〉、共に出かける〈場〉、電話で吐き出せる〈場〉生きる〈場〉・・・、それが「一人から始めて点と点をつなぐ」“つどいの場”なのです。
そして、そんな「人と人との繋がり」がつよく求められているのです。
★ 老・若世代の理解と融合の社会づくり
年取れば老いる姿、ボケ行く姿を子どもや孫たちに見せたくない・・・、
子どもたちに迷惑をかけたくない・・・、これは無責任というものです。
老いること、死ぬことは平等にやってきます。老いゆく姿、ボケゆく姿、死 にゆく姿を年寄りと関わっていない世代に伝える事は大切で、年寄りからすれば「たくさん迷惑をかけて、そして理解を得てやさしくなってもらう」ことも、社会のあり方のひとつ(目標)でありたいものです。
若者たちを巻き込みネットワークをつくり、「きょういく」(今日いくところがある)と「きょうよう」(今日ひつようとされる)を意識する高齢者を増やす・・・、これも地域づくりの大切な一面だと思います。
第二部 ~みんなが主役→笑顔の“わ“を広げましょう~
・ 棒体操をしよう。
・ 富中ギヤラリーで認知症啓発パネル展を鑑賞しよう。
以上を開催し、次回11月25日(月)の案内をして散会しました。
(文・写真: 和久野)
カテゴリー:ニューストピックス