第76回オレンジカフェ『青春』が開催
投稿日:2024年5月29日
雨上がりの5月27日(月)午前10時から、富山公民館で第76回オレンジカフェ『青春』が開催されました。
福森和子会長の開会のあいさつに続き、いつもの「青い山脈」を池田俊夫副会長のハーモニカ伴奏で、参加者28名全員で合唱しました。
第一部 プラスチック資源(略称:プラ資源)を中心としたごみゼロ啓発講座
講師は岡山市環境事業課 資源循環推進室長の吉田章裕さんです。
講座は、2050年の二酸化炭素排出実施ゼロの達成を目指してプラ資源分別回収が推進されていることの説明から始まり、そのシステムや注意点が述べられました。
プラ資源の初年度の年間処理量の目標は6,400トンで、現状はほぼ順調とのこと。これに伴い、家庭からの可燃ごみは減少傾向にあるそうです。プラ資源はごみステーションから回収されて民間の中間処理施設で選別され、さらに民間工場で再生樹脂やパレット等に再生処理され、再商品化されます。
この過程での困りごとが多種多様で、例えばブルーシートやネット、波板、ビデオテープなど機械にからまる恐れのあるもの、また、ペットボトルや缶・瓶、金属ハンガー、生ごみなど本来はそれぞれ資源化物、不燃物、可燃物として出されるべきものや粗大ごみなどが、プラ資源の日にごみステーションに出されて作業が立ち往生することも多いとか。特にここで注意すべきは電池、ライター、カミソリ、在宅医療で使用したもの等は、発火、ケガ等の重大な危険をもたらすので、絶対に出さないようにとのことでした。
最後に、決められた曜日・時間・場所にごみを出すことが困難な方のために自宅の玄関先で収集する「ふれあい収集」の制度が紹介されました。対象は市内に在住し、在宅で生活しており、①世帯全員が介護保険の要介護1以上の認定を受けている人もしくは②視覚障害または肢体不自由2級以上の障害者手帳を交付されている人のみで構成されている世帯に限られ、世帯員が自分でごみステーションにごみを出すことが困難で、親族・近隣等に協力を期待できない世帯のみとのことです。
休憩をはさんで
第二部 「~みんなが主役笑顔の“わ”を広げましょう~」
富山マジック同好会の皆さんによるマジックショーです。コロナ禍等で観客を前にしてのショーは久しぶりとのことでしたが、6人の皆さんかわるがわるの鮮やかな手さばきに、会場は大いに沸いていました。
今回はこれで終了となりました。
次回の第77回オレンジカフェ『青春』は・・・
令和6年6月24日(月) 10:00~12:00、富山公民館2階での開催です。第一部は「運転能力が低下する前に考えよう!」をテーマに講話・寸劇・脳トレクイズ等、第二部は「地域に伝わる民話を聞こう」の予定です。
(文・写真:矢尾)